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デンマーク フュン島にあるオーデンセという街



こんにちは。
2022年仕事を辞めて8月9月に一人旅をした新婚の28歳です。


この記事では、コペンハーゲンから東の島『フュン島』へ行った時のことを
書いてみます。
自分用の思い出として。
誰かのどこかであった人生をのぞいてみたい人に向けて。


余談ですが、私は自分の話を聞いてもらうことが大好きです。
ミステリアスな人に憧れます。
自分のことをペラペラ話してしまうのでほど遠い存在ですが。



本題へ戻ります


◎一人旅初めての電車移動


まず、コペンハーゲンからオーデンセという街までは電車を利用しました。

デンマーク国内は全て電車かバスで移動しようと決めていました。
そのほうが旅人っぽいし、かっこいいからです。笑


海外で電車に乗って移動するのは初めてだったので
デンマークの電車のことが書かれたブログを読んで予習をしていたのに
チケットを買うのも一苦労。
おまけに乗る電車を間違うといった具合。



中央駅のチケット販売機

シェラン島からまっすぐ東に向かいたかったのですが、

本来の目的地


気づいたら、、

実際にいた場所

シュラン島の南の方にいました。汗

なぜ気づけたのかというと
近くに座っていたおばあちゃまが、乗った直後から
いい天気だねとか、どこからきたのーとか
他愛のない話をしてくれていました。
シェラン島の南の方に向かっている時。
おばあちゃまが突然、「ところで、どこ行くの?」と聞いてくれました。

オーデンセです。と伝えると、


おばあちゃま、突然青ざめた顔。
そう、どんどん目的地から遠ざかっていたのです。


もっと早く聞いてあげてたら、、、と後悔されていました。
いや、デンマークの方どんだけ優しいの。。
なぜ、あなたが後悔しているのといった気持ちになりました。

当事者の私の方が落ち着いてました。


次の駅で降りた、すぐ後に出発する電車に乗ればオーデンセにいけると言ってくれたのですが、

本当にすぐ後に出発。笑 15秒あったかなかったか。驚いた。
猛ダッシュです。笑



どうして間違ってしまったのか、自分でもわからないのです。
だってしっかり時刻表と睨めっこしたし、人にも聞いたのに。
でも、日本でも電車を間違う人間なので、「ああ、またかー」と受け入れるまでの時間は早かった。


乗り換えても着くまでドキドキです。本当に着くのか。笑
自分が一番信用ないから。

なんだか肩身が狭くて、
席とは言えない折りたたみの席にちょこんと座っていました。

乗車券を払えば自転車もバイクも動物も電車には乗れます

そんな、こんなでやっとオーデンセに到着。

オーデンセ駅



オーデンセでの宿は、Airbnb で予約をとったお家。
閑静で、きれいな住宅街にありました。


泊まったAirbnb宅への道。カラフルで可愛い


泊まったお部屋

窓際のお部屋でした。
キッチンや、バスルームはオーナーと共同だったので、
タイミングがあった時におしゃべりなどしました。

その方は、アンデルセン博物館で働いているらしく、
翌日訪れる予定だったので、道順などを聞いたりしました。

おうちは
おそらく築50年以上経つ、古くて素敵なお宅でした。
お部屋に入ったときは、妙な生活感とあらゆる宗教の置物と、
目のついた絵が飾ってありやや視線を感じるお宅だなあと思ってましたが、
家主が帰ってくると、突然家の雰囲気が変わりました。
家の持つパワーや、空気感って不思議だなと感じました。


◎北欧の夏は1日が長い


聞いてはいましたが、北欧の夏は1日が長かった。
なかなか太陽は沈まない。
いつまでも遊んでいられるのです。

一体今は何時なんだ?と確認すると

ベットに入って見上げた空

21;40でした。この明るさで。
日本生まれ日本育ちの私からすると、不思議な世界でなりません。

これでも若干空が赤く染まってきていて、夕暮れだったみたいです。

そっとタオルを目元において、瞳を閉じました。
ミッドサマーのシーンでもアイマスクをつけてベッドに入るシーンがありますが、そんな怖い映画のことを無駄に思い出しているうちに
移動の疲れもあったので眠りに落ちました。

翌日、寝るときは、カーテン閉めてねって家主に助言されました。

(忘れてたー笑)



◎オーデンセのメイン観光名所



オーデンセといえば、もうここしかないと言っても過言ではない。

アンデルセン博物館(H.C.Andersens Hus)


このアンデルセン博物館は、日本人建築家「隈研吾」さんが手がけたとか。

その隈研吾さんって他にはどんなものを手がけているの?と調べると
前に住んでいた近くにあっためっちゃ素敵な建物などを手掛けていたそうでした。。
どうしたらこのようなものが思いつくのでしょうか。すごい。


近くにあった角川武蔵野ミュージアム。


せっかくの素敵なデザインだったのに
アンデルセンの外観の写真撮り忘れててないです、汗


アンデルセン博物館内部の展示

展示は、おとぎの国に来たような
しかし、アンデルセンが生まれ育って人生を歩んだ軌跡を
ともに辿っているような、、
不思議な感覚でした。


私、英語のリスニングがゆっくりじゃないと理解できないんですが
スピーカーで流れる案内は、すべて早口英語。
理解度4割くらいだったので、聴覚に全集中でした。


階段の曲線が美しかった


曲線使いのプロです。柔らかい

聴覚に集中しすぎて、写真を撮ってる余裕なんてありませんでした。笑


アンデルセンが生まれた家へとミュージアムは上手に通じており、
家の中まで入ることができました。


アンデルセンが生まれた家

そして、アンデルセンが実際に歩いたとされる足跡を辿る体験もありました。
ゆっくり歩いて1時間弱かかりました。


足跡



カラフルで、色んな形の住宅街を抜け
開けた広場にいたのは、銅像だったり

静かで緑が多い川沿いだったり

池の横を通ったり

普通の公園内を通ったり

立派な大聖堂だったり

この辺はお店がたくさんで賑わってました


足を止めて欲しいところには、足が揃って止まっている足跡があったり


今度はアンデルセンが幼少期過ごした靴職人の家!!


家の中


また、歩くと


最後は、きちんとアンデルセン博物館へ戻ってくる散歩道でした。


街中ではアンデルセンの物語に出てくる登場人物を
模した銅像がたくさんありました。


フュン島の歴史博物館もありました。
なかなか刺激的。
戦争を繰り返し、すごく貧しい暮らしをしていたようです。

冬は、寒いので、子供たちは
小さな箱にみんなでぎゅうぎゅうになっていたそうで、
そのせいで伝染病だったり病気は一瞬で広まったと書いてあったり。
そうだなあああ、寒さは桁違いだよなあああ、
すべてがうまくいくことは難しいよなあああと

学びになりました。
色々なるほどーと感じたが、この箱で寝てたの??と衝撃だったので
よく覚えています。





短い滞在でしたが、
十分に楽しめました。


ガイドブックに載っていた、
クラフトビールの飲み比べしてみたかったんですが、
一人で何種も飲めないかなあと思い断念。

また行った際には、ぜひ試してみたいです。



オーデンセでの思い出でした。
お読みいただきありがとうございます!


TAK!!(デンマーク語でありがと)



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