脱ステをキッカケに④:食卓が変わる
息子のアトピーをキッカケに、アトピーの本を多く読むようになりました。
そして本を読んでいるとよく出てくる ”添加物” のワード。
スーパーで何気なく買い物をしていて、カゴの中を見てみると生鮮食品を除くほぼ全ての商品には添加物が入っていました。
数えきれないほどの添加物が入った加工食品の表示をみて、「これをアトピーの息子に食べさせるの?」と、添加物について調べるキッカケになりました。
”添加物” は悪なのか
今までは添加物といえば「タール色素(着色料)」を避けるレベルでしたが、添加物のことを知っていくとどんどん食卓は変わっていきました。
添加物の全てが悪いとは思ってはいませんし、添加物なしでは成り立たないというのも承知しています。
しかし、現在日本で認められている食品添加物は約1,500種類。
天然香料、一般飲食物を除くと833品目で、この数は世界でも断トツ。
日本では規制が緩く、海外では禁止されている危険な添加物も承認されてたりします。
しかもね、乳幼児向けのお菓子にも平然と海外で禁止されているような添加物が入っているんです。
添加物とアトピーの関係についても示唆されているものもあり、避けるに越したことはない。というのが私がたどり着いた答えでした。
”無添加” なら大丈夫なのか
それなら無添加を選べばいいんだ!!となりますが、ここにもまた落とし穴がありました。
◇◇◇
「無添加」とは本当に無添加なのでしょうか?
”化学調味料無添加” となっている場合、化学調味料は無添加だけど保存料は入っているよ!
”合成着色料無添加” とは、合成着色料は入っていないけど、天然着色料は使っているよ!
というような ”○○が無添加” なだけで完全無添加ではないんです。
◇◇◇
そして無添加だからといって、材料に遺伝子組み換えが使われていない・安全な材料だけを使った食品とも限らない。
添加物がダメなら無添加だ!というような安易な考えでは意味がないということに気づいたんです。
もう、何を選べばいいのか分からない状態。。( ;∀;)
信頼できるメーカーを探すことから
なにを探したらいいか分からない…。
煮詰まった私が始めたのが ”ゆるっと無添加生活” でした。
全部を有機や自然食品にしてしまうとお金がかかってしまうので ”まずは子どもの口に入るものを変えていく” と目標を決めました。
自然食品店や有機野菜の直売所を探したり、信頼できるお店やメーカーを探す他に、生活クラブにも加入をしました。
◇◇◇
生活クラブでは添加物・遺伝子組み換え食品・放射能対策も行われていて安心だと思ったのが始めたキッカケ。
原則「疑わしいものは使用しない」としていて、生活クラブで許容している食品添加物は93品目と、国の基準のおよそ1/10の少なさなんです。
「生活クラブのものなら!」という安心感があり、気づけばなんでも生活クラブで買うようになっていました。
◇◇◇
今では、スーパーで買い物するのは日用品がほとんどで、食品は鮮魚をちょこっと買うくらい。
肉類・調味料・その他食材は生活クラブや自然食品をメインに、野菜は直売所で新鮮なものを。というような生活スタイルに変わりました。
あれもこれもダメ!なんてこんな生活窮屈に見えるかもしれませんが、自分でできる範囲で少しずつなら変えていけますよ。
*__thank you for reading__*
リアルなアトピー経過や生活の変化、私と息子のリアルをno+eに残したいと思います。
私のno+eでは「脱ステ」を勧めるものではなく、ステロイドを使った治療を否定するものでもありません。
「脱ステ」には賛否両論、様々な意見があるというのも重々承知しておりますが、脱ステを頑張る息子をどうか優しく見守っていただけると幸いです。
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