脱ステの壁⑤:夫婦で考えが異なる
脱ステをしていると「理解のある旦那さんですね」といわれることがあります。
しかし、脱ステは私の希望で始めた治療法で、夫は脱ステに関してはあまりいい顔をしていません。
目指すゴールは同じなのに…
夫は『ステロイド塗って早く治してあげてよ。』という考え。
息子の姿をみて「自然に治るの?治らないからステロイドがあるんでしょ?」こんなことをよく言われていました。
一方私は『今までの治療をみてきてステロイドは根本治療にはなっていないから脱ステに賭けてみたい。』という考え。
目指すゴールは同じ ”アトピーを治すこと” なのに、考えも目にする情報もお互い正反対のものばかりで、何度も衝突しました。
この夫婦の衝突がなくなったと思えたのは、ずーっとずっと先になります。
周りの理解なしでは乗り越えれない
「この顔で公園へ行ったら嫌がられないかな」
「お友達に会って傷つくことを言われないかな」
こんなふうに周囲の視線を過剰なくらい意識して過ごしていました。
私の不安とは裏腹に、当時住んでいた地域には仲良しのお友達がたくさんいて、理解のあるママ達がいました。
脱ステをしている子が通っていて、リアルな脱ステを見守ってきた先生達がいる幼稚園あって、私のパート先の方々もみんな息子を可愛がってくれて。
今思い返しても、脱ステを始めてリバウンドピーク時にこんなに恵まれた環境にいれたことは奇跡なのではと思います。
脱ステを始めて1番辛い思いをしているのは息子本人ですが、この辛い離脱症状を乗り切るには一人では無理なんです。
周りのサポート・理解なしでは到底乗り切ることはできないんです。
夫の理解はもちろんなのですが、私の選択した道を受け入れてくれる環境があったからこそ、脱ステを続けることができた。
当時の私はこう日記に残していましたが、この気持ちは今でも変わりません。
*__thank you for reading__*
リアルなアトピー経過や生活の変化、私と息子のリアルをno+eに残したいと思います。
私のno+eでは「脱ステ」を勧めるものではなく、ステロイドを使った治療を否定するものでもありません。
「脱ステ」には賛否両論、様々な意見があるというのも重々承知しておりますが、脱ステを頑張る息子をどうか優しく見守っていただけると幸いです。
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