脱ステの壁④:血だらけ汁だらけの衣類
血だらけのシーツに、血だらけの服。
毎日洗濯物が大量に出るのも、アトピーの悩み。
脱ステを開始してからというもの、新品で買った服も、パジャマも容赦なく次から次へと血だらけ・汁だらけになるんです。
新品の服もお昼には…
出かける前にキレイな服を着せたって、お昼にはこの通り。
首元を中心に赤く血で染まってしまいます。
首元が浸出液で黄色くパリパリに固まってしまうこともあります。
肌の症状がひどくなるにつれ、首元以外にも、両腕が汚れたり、
ひざ裏を中心にズボンの内側も血だらけになります。
気にするのをやめた
もちろん、こんな状態で公園にいたりお出かけしていれば周りからジロジロと見られてしまいますよ。
だからいつだってお着替えを準備して、血がついたら着替えさせていましたが、これを息子がすごく嫌がるんです。
「何でこんなに嫌がるんだろう?」
って考えたらとっても簡単なことに気づいたんです。
それは、着替えるときに服が傷にあたったり、脱ぐときに耳に引っかかり切れている耳にあたってしまうから。
そう。息子は肌の傷に触れられることが怖かったんですね。
息子の嫌がる理由に気づいたと同時に、
「息子が嫌だというなら血だらけだろうが浸出液でパリパリになろうが、そのまま遊ばせよう!」
「こんなことにも気づけずに、人目を気にしていた自分がバカみたい!」
こんなふうに吹っ切れた瞬間でもありました。
脱ステを始めてからというもの、いろんな壁にぶつかりっぱなしですが、答えをくれるのはいつも息子。
血だらけの服は頑張っている証拠。悲しむのではなく称えてあげる。
これが私がたどり着いた答えでした。
*__thank you for reading__*
リアルなアトピー経過や生活の変化、私と息子のリアルをno+eに残したいと思います。
私のno+eでは「脱ステ」を勧めるものではなく、ステロイドを使った治療を否定するものでもありません。
「脱ステ」には賛否両論、様々な意見があるというのも重々承知しておりますが、脱ステを頑張る息子をどうか優しく見守っていただけると幸いです。
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