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スーパー銭湯は楽しい。 #エッセイ

お風呂に入るのが好きだ。

家のお風呂もいいが、ゆっくりしたい時はスーパー銭湯に限る。

家で入ると、上がった後にしなければいけないことがすぐにあるので、そわそわとしてゆっくりできない。


スーパー銭湯に行く時は朝から行く。

いつもは8時頃に目が覚めてだらだらとした後、10時くらいにしぶしぶ布団から出る。

しかし、スーパー銭湯日は違う。

朝7時頃に起き、目が覚めた途端動き始める。

朝ごはんをぱぱっと食べ、お風呂掃除とトイレ掃除を終わらせる。

パジャマから脱ぎ着しやすい服に着替え、タオルとスキンケアセットをカバンにセットする。

もちろんスー銭用のカバンがある。買った。

いつものスーパー銭湯に行く時は、10時開店のためここで少しゆっくりする。テレビを見るかゲームをするか。

遠くのスーパー銭湯に行く時が問題だ。

大体10時前後オープンが多く、微妙な位置にあるうちから行くには、準備ができたらすぐに家を出ないといけない。

そのため、遠くのところに行く時は1日休みでないといけない。

この後何かある、と思いながら入る風呂と、帰るのは何時でもいいと思っている風呂は全然違う。

ある程度の大きさなら何個かお風呂にも種類があり、それを休憩しながらはいるのが好きだ。

順番はあまり気にせず、入口に近いところから入る。

最近はサウナが流行っているが、私は特にサウナに凝っている訳では無いので、夏は冷え性が辛い時などに入る。

冬はずっと冷え性なので毎回入るようにしているが、じっとしているのが苦手なのでテレビがないサウナはダメだ。

だが、暑くなってきたのにちょうどおもしろい場面だと出るに出られず蒸し上がることになる。ので苦手だ。

ともかく、順番に風呂に入って、好きだった所にもう一度入って出てくる。

入ってる間は何も考えない。

天井に着いている機械や外の風景などをぼうっと眺めるのがいい。

スーパー銭湯を楽しむには、入浴中何も考えないのが1番だ。

血流を良くするとか、肌が綺麗になるとか、そういう欲を持ってはいけない。

ただ無になって世俗から離れるのがスーパー銭湯の良い使い方だ。

無職が1番ストレスがたまらないというように、無になることは人生で必要な時間なのだ。

と言い聞かせ、これからもお湯に浸かりに行くのだ。

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