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ヒアリング力がデザインの成功を左右する!その理由とは?

こんにちは、まーるです!デザインの世界では、常に新しいアイデアや技術が求められますよね。だけど、本当のデザインの成功の鍵を握るのは、もしかすると「ヒアリング力」なのかもしれません。

そう、私たちが日々使っているAdobeイラストレーターやプロクリエイトのようなツールは道具に過ぎず、本当に大切なのはクライアントやユーザーの声をどれだけ深く理解できるか、にあるのです。

ヒアリングが生む「共感」と「理解」

デザインを始める前のヒアリングは、ただ単に要望を聞き出すプロセスではありません。

ここでのコミュニケーションは、相手の期待や目指していること、時には不安や悩みまで汲み取る大切な機会。

今、DM経由でロゴデザインのお仕事を進行中。
お客様からは「こんなイメージを作ってほしい」とたくさんのイメージ資料が届きました。が、その前にどんなことを目指しているのか?どんなものを世の中に提供したいのか?をヒアリング。

直接デザインに関わる情報をヒアリングすることも大切ですが、その人のデザインに対する想いや目指していること、どんな世界観が心地よいか、人との関わりをどう考えているかなど、デザインと関係のない部分を聞くことで、アウトプットも大きく変わります。そのヒアリング結果によって、ただの四角い図形が丸みを帯びたものになることもあるし、派手なブルーも優しさを含んだターコイズブルーになることもある。
つまりデザインに「想い」が重なるのです。

要望の背後にある深い目的や価値観を探ることで、単なる「良いデザイン」を超えた、心に残るものになります。まさに、良いデザインは良いヒアリングから始まると言っても過言ではありません。

クリエイティブな解決策の源泉

デザインのプロセスにおいて、ヒアリングは創造的な解決策を見つけ出す源泉です。私の経験上、クライアントの話を深く掘り下げ、その中から本質を見つけ出すことが、驚きと感動につながるデザインへとなります。これは間違いない!と声を大にして言いたい。書きたい。読んでほしいw。

例えば、毎月2回コミュニティ通じて開催している #クリパス デザイン講義では、1テーマ10分でお話しし、20分はその講義に対しての質疑応答、全部で30分で学べる時間としてます。

そこでは参加者一人ひとりの意見や反応をめっちゃ大切にしています。参加者のヒアリングを通じて、フィードバックを共有する。疑問をぶつける当事者も、その質問に対しヒアリングすることも、それを聞いている人にとっても学びとなり、こうした積極的なヒアリングこそが、創造的なアイデアや斬新なアプローチを生み出す土壌となると確信してます。

コミュニケーション能力の鍛錬

そして、ヒアリング力を高めるには、コミュニケーション能力の鍛錬が不可欠。聞くことはもちろん、相手の言葉の背後にある意図や感情を読み取る力。これがあれば、より深いレベルでの理解が可能になります。

私自身、噺家/プレゼンテーションクリエイターとしての経験が、この能力を磨くのに大いに役立っています。相手の話に耳を傾け、それに応じて自分の言葉を選び、適切に伝える。このサイクルが、優れたデザインを生み出す秘訣になります。

まとめ

デザインは単に見た目の美しさだけではなく、その背後にある深い意味やストーリーを伝える手段です。ヒアリング力を養うことで、より多くの人々の心に響くデザインを生み出すことができます。

皆さんも、次に何かをデザインする際は、相手の声に耳を傾け、その背後にある本質を探ることから始めてみてはいかがでしょうか。きっと、新たな発見があるはずです。

この記事が、皆さんのデザイン活動に新たな視点をもたらせば幸いです。
今日もクリエイティブな1日を!

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