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店長の仕事(基本的な考え方)

お疲れ様です!
前回は、「店長の悩み」についてのお話でした。
その最後に、人や物、そしてお金についてちょっとだけ触れましたが、
今回は、
そもそも【店長の仕事とは何か?】についてお話したいと思います。

下記のような店長さんがいらっしゃいましたら、是非目を通してみてください。

  • 店長になりたてで、右も左も分からない

  • 上司が怖くてなかなか聞けない

  • そもそも教わったことがない

今回の内容は、知っていて損はないものとなって居ますので、是非最後までお付き合い下さいね(^▽^)
では早速まいりましょう!

【店長の仕事とは何か】

それは会社から「人・物・金を預かり、効率の良い利益を上げる」ことです。
つまり、貴方は社長の代わりに一軒の店舗を運営しているのです。

とは言っても、これだけでは今一つピンと来ないと思いますので、それぞれ解説していきますね。

【人】

人とは、スタッフは勿論ですが、お客様も含まれます。

【スタッフを預かる】とは、募集をかけ、面接・採用し、現場で忙しい中、教育をいているのが貴方でも、お給料を支払っているのは会社です。
貴方が会社の一員と同じように、パートさん、アルバイトさんも会社の一員なのです。

【お客様を預かる】とは、ご来店下さるお客様は、一見さんもいらっしゃると思いますが、多くが貴方のお店の商品やスタッフのファンなのです。
つまり、お店の「看板」ありきのお客様なのです。

【物】

物とは、店舗そのものから、テーブルや椅子・什器や調理機材・その他にもユニフォームや食器・お箸に至るまで、「会社がお金を払ってそろっているもの全て」を指します。

【金】

金とは、売り上げは勿論ですが、釣銭準備金や、領収書を切って現金で買い物をすることが有ると思いますが、それも含まれます。

効率の良い利益を上げる

今回のお話の中では、ここが一番大切なところです。
効率の良い利益を上げるとは、言い換えれば
「無駄を省き、必要最低限の金額で、最大限引き出せる利益を上げる」ことです。

例えば人であれば、スタッフの募集にかかる金額を見てみましょう。

求人雑誌で募集をかけているとして、枠の大きさにもよりますが、50,000円かかっているとしましょう。
それに対し応募があったのが5名、すると1名の応募に対しかかった費用が10,000円。

対して、今いるスタッフに紹介してもらい、1名紹介してくれたら5,000円払うとします。
これで5名募集があったら25,000円。
当然、1名の応募にかかる費用は、5,000円となりますね。

この場合、求人雑誌に掲載するよりも、スタッフに紹介してもらったら方が、効率が良いということになります。

物でも、同じことです。
食材を保管するタッパーで例えると。
ホームセンターで1個あたり250円で購入し、これが2年間使えたとします。

一方で100均で購入したものは、半年で壊れてしまったとすると、2年間で400円かかる計算になります。

あくまでも例え話でのことですが、この場合は、同じ2年間でも、ホームセンターで購入した方が良いということになります。

このように、同じものを揃えるにしても、効率の良い悪いはあるのです。

今回お話したのは、ほんの一部を抜粋して例え話としてお話しましたが、
店長は、社長から預かった【人・物・金】を駆使して、効率の良い利益をあげることが仕事だとお分かり頂けましたでしょうか。

次回は、数字のことをもう少し深堀していこうと思います。


店長は、お店に関わること全てを把握しておく必要があるので、大変なことに変わりはないのですが、自分の采配で全てが変わっていくというやりがいがあります。
分からないことはそのままにせず、1歩1歩前進していきましょう!

応援しています!

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