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面倒くさいは最強のスキンケア

こんにちは、まるです。

ちなみに、メンドくさがりです。

もちろん縦のものは横にもしませんし、横のものは当然のことながら横のままです。
脱いだ靴下を洗濯機に入れないと言って、週に一回は夫に怒られます。(夫が洗濯係なので)

これは子どもの頃からの性質で、よく母や祖母に叱られました。

「女の子やったら、もっとマメに動かないとお嫁さんの貰い手がないよ!」

と、何度言われたことか。(でも、貰い手はあったのだ。)

なので、この「メンドくさがり」という自分の性質をとても恥ずかしく思っていました。

この歳になると開き直りが出てきて、案外いろんなことをカミングアウトできたりするんですが、カミングアウトしつつもどこか後ろめたさを感じるのが、この「メンドくさがり」と言う自分の性質です。

なんかこう、勤勉な日本人にふさわしくないというか。

お嫁さんの貰い手がないかもしれない、と言う不安とか。

なので必死でそのメンドくさがりを隠す方向で頑張ってはきたのですが、ここにきて案外「メンドくさい」が役に立っているのかも、と思うことが出てきました。


と言うのも、最近ある殿方に

「まるさん、肌キレイですね。」

と言われる驚天動地の出来事があってですね。



どひゃ〜〜〜〜〜〜〜!!



自分で言ってて、むちゃくちゃ恥ずかしいわ。


私、YouTubeチャンネルを持っていて、100本以上動画をアップしています。

初めのうちこそ「人前に出るんだから」とちゃんとお化粧して撮影してたんですが、そのうち、ほら、メンドくさくなって来ちゃって。

「どうせ、私の顔なんかしっかり見る人、いないし」と思って、最近はリップすらつけない、ガチのすっぴんで動画撮ってたんです。

そしたら、件の殿方が「まるさん、スッピンですよね。スッピンだとしたら、肌、キレイですよね」と言い出した、と言うわけなんです。

そ、そんなところ見てるのーーーーーー?

(ちなみに「爪もキレイですね」と言われました。な、なんと〜!)

実は件の殿方は私が相談したビジネスコンサルの方で、
「スキンケアとか、知りたい人多いと思いますよ」と言う提案をしてくださったんですが。

スキンケア…。

メンドくさいので、やってないんです…。

若い頃、ほんの少しの間だけバッチリスキンケアしていたこともあったんですけどね。

大学デビューで、バッチリメイクするぜ!と思っていた18歳の頃、メイク用品を揃えに言った化粧品店で、

「あなた、今のうちにこれも、これも、それとこれも使っとかなきゃ!若いからってメンドくさがっちゃダメよ!後で後悔するわよ!メイクより基礎化粧品!」

とまくし立てられ、気がつけば(結構高級な)化粧水、乳液、美容液までお買い上げ。

”買わされた”基礎化粧品でしたが、お風呂上がりに鏡の前で順番にお肌にパタパタするのもなんだか大人の女性になったみたいで嬉しかったんです。

でも、2週間もするとお風呂上がりに時間をかけてパタパタするのが苦痛になってきてしまった。

パタパタするよりやりたいことがたくさんあったんだと思います。

まだ若い肌なので、パタパタしようがしまいがそんなに大きな違いもない。
じゃあ、やらなくても良くない?

で、結局購入した分については勿体無いので最後まで使い切ったと思いますが、その後継続してパタパタすることはありませんでした。

どうしてもそこにエネルギーを割くことができなかったんですよね。

なかなかこれをハッキリいうのははばかられますが、
実はスキンケア以前に朝の洗顔も洗顔料は使いませんし、お風呂でもお湯でじゃぶじゃぶ洗うことが中心です。

洗顔後のお手入れも、冬場乾燥するときにニベア塗ったり、馬油ちょっと塗ったりするくらい。


……ああ、恥ずかしい。

こんなこと言ってたら、お嫁さんの貰い手がなくなっちゃう。(貰い手、いたけど)


でも、でも、メンドくさい、って言うのが根本ではありますが、これが自分にとって、一番ストレスのかからない方法なんです。

メイクをしていないので化粧直しに気を使うこともないし、荷物も少なくて済む。

感動的な映画を見て号泣しても、アイメイクを気にせず豪快にティッシュで涙を拭うことができる。

出かける前にメイクに時間を取られることもなく、お風呂でメイク落としと普通の洗顔と、ダブル洗顔に時間を取られることもない。
(ていうか、大抵お湯で洗って終了。)

毛穴のメイク汚れに悩む必要もない。


なおかつ、こんな年齢になって、(仕事上のこととはいえ)殿方に「肌がキレイですね」と言われるなんて、

メンドくさがりのスキンケア、最強じゃないですか?

(てか、スキンケア自体してないんですけど)

実は、美容業界界隈では、「手をかけすぎない」方が肌のためには良い、と言うのが定石らしいのです!

しかも大胆なことに、皮膚細胞の再生医療支援事業を行なっている専門の医師が、入浴に(固形、液体含め)石鹸を使う必要はない、と断言しています。
その理由は、汚れや垢とともに肌を守るために存在している表皮までも石鹸で洗い落としてしまうから。

そもそも汚れや垢はシャワーを浴びることで十分落とすことができます。

汚れや垢おとしをするために石鹸やボディソープを使うことは、オーバースペックなんです。

つまり、良かれと思って毎回石鹸やボディソープで体を洗うことが、かえって肌のためにはよくない、ということなんですね。

へえええーーーーー!

めんどくさい、という気持ちが元にあって、なおかつ自分にとってストレスのない方法を選択していたら、それが結果的に正しい方法であった、ということか!

もちろんその他にも

・学生時代を含めて、人生で深夜0時をすぎて起きていたことがほとんどない(徹夜したのは片手で余るくらいの回数)

・一人暮らしの経験がないので、食生活が荒れたことがない(両親、家族に感謝)

・暴飲暴食の経験がほとんどない(お酒飲めない、甘いものにそれほど興味なし、別腹がない)

・過度のダイエットの経験がない(きついダイエットは、根性なしなのでできなかった)

など、肌に悪いことを自然と避けてきたという要因はあります。

とはいえ、

バッチリメイクで大学デビューしたにも関わらず、ほんの数日で強烈な違和感を感じてメイクやスキンケアをやめてしまった18歳の頃から

53歳の今に至るまで、体の自然の調整能力を信じて(というと聞こえはいいが)、手をかけ過ぎなかった(つまりメンドくさかった)のが結果的に良かったのかな、と思います。



タイムマシンがないので

今の自分の状態と
スキンケアバッチリ、メイクバッチリで過ごしてきた自分の状態とを
比べることはできません。

まあ、どの道を通ったとしても
「メンドくさくてやってられん!」という気持ちと「メイクすると、なんか違和感…」という気持ちは消えなかったと思うので

結局、メイクやスキンケアをしない道に戻っちゃう気がしますが。


これが私の選んだ道。

ちなみにメイク自体は大好きで、メイク動画大好きです。メイクアップアーティストになりたい、と思ったこともあるくらい。絶対うまいもん、私。

ただ、自分にするのは違うな、と思っただけで。

「メンドくさいからスッピンでいる」って、ぐうたらとかズボラとか思われるかもしれませんが、自分にとって「ストレスなく心地よい」を追求した結果なんですよね。

そしたら自分も自然体でいられるし、結果としてありがたいことに美肌と言ってもらえることも増えました。

もちろんメイクをする方が心地よく生きられる方もたくさんいると思います。

心地よく生きられる道を選んでほしい。

自分らしい道を選び取れる女性がふえてほしい。

そんな思いでnoteやYouTubeで発信しています。


さあ、あなたはどんな道を選びますか?



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