「量は質になる」
お花や植物にまつわるセンスがある人に実は心底憧れています。
最近はブログやInstagramなどSNSが行き渡って、他所様のお宅のお花事情を拝見する機会が格段に増えました。 何とも言えない色合いのブーケだったり、さりげないのに溜息が出るほどおしゃれだったり… お花のある素敵な暮らしをされている方のなんと多いこと。
こんな風に、知り合いではないどなたかの美しい生活の一部を垣間見る機会なんてちょっと昔までは無かったですよね。そういう意味では本当にありがたい時代ではあるけど、それと同時に、「みんな素敵だなー」「自分はなんてセンスがないんだろ」って勝手に自信をなくしちゃうのも、ひとつのSNSあるある、でしょうか。
「センス」
お花だけに関わらず、服、料理、暮らし方、(こういう文章も)センスがある人というのは、きっとその物事に対して何かを「分かってる」のだと。
その服が自分に似合うことを分かっていたり、ポイントとなるテーマが分かってたり。ぼわーっと「なんか素敵〜♡」(←これが私。)っていうんじゃなくて、『何が素敵なのか』が明確に分かってる。当たり前だけどその感性が養われたその人なりの見地や経験があるからこそ、その審美眼?センス?が身についたということですよね。
「量は質になる」って言葉があります。
自信がないままにただ同じことを繰り返しすだけでは『質』にはなりづらいんだろけど、高みを目指して毎回試行錯誤しながら続けた「量」は確かに「質」になっていくんだろうなって思えます。さらにそこへ「自分はこういうのが好き」という味が加わることで、自分らしいセンスが培われていく、のかな。
センスがいい人って素敵だなぁと「別物」として眺めてるだけじゃ、ずっとそのままですもんね。
今年は何事もとにかく実行してみると決めたので、部屋にお花を欠かさずに、そして自分なりに素敵と思えるように活けるっていうのも日々の中の目標の一つにしてやってます。
(今更だけど)私の感性はこれから研ぎ澄まされてゆくのか??なんて思うと、こんな小さなことでもワクワクします。
さて、ミモザの日、3月8日がすぐそこ。次のお花はミモザで決まりですね♫
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