スコットランドの結婚式がまるで映画のワンシーンみたいだった話
スコットランドのビュート島で行われた結婚式に参列しました。ここはファッションデザイナーステラマッカートニーが挙式されたところです。あまりにも素敵な結婚式だったので、シェアさせてください!画像だけ見ても楽しめると思います。
ビュート島はここ
エジンバラからビュート島まで電車とフェリーで片道3時間半ほどかかります。
ビュート島はクライド湾にある人口4000人ほどの島。夏はスコットランド人が多く訪れます。
エジンバラからビュート島まで
エジンバラの中心にある駅(Edinburgh Waverley)に向かいます。
エジンバラウェーヴァリー駅に到着。旅のはじまりはわくわく感がたまりません。
ここからグラスゴー行きに乗ります。スコットランドの列車は色はブルー
エジンバラから約1時間弱グラスゴークイーンストリート駅に到着
この駅から徒歩10分ほど先にあるセントラル駅に向かい、別の列車に乗り換えます。グラスゴーセントラル駅はスコットランドで最大の駅。人が多くてもすっきりしてる。
WEMYSS BAY行きの列車に乗り換えます。
駅構内で購入したサンドイッチを電車に揺られながら、いただきました。日本みたいに駅弁があったらいいなあ。
グラスゴーセントラル駅から約1時間少し、フェリー乗り場のあるWEMYSS BAY駅に到着。
フェリーでビュート島まで40分ほど。波が比較的穏やかだったので、船酔いをまぬがれました。おまけに途中フェリーから虹が見えて、良い予感。
やっとビュート島に到着。エジンバラより、ずっと寒いよ。
ここから徒歩10分ほどにあるホテルを目指します。フェリーからもみえたこちらのホテル。
結婚式は翌日なので、この日はゆっくり身体を休めました。
スコットランドの結婚式当日
ホテル前から式場までバスが迎えにきました。目的地はマウント・スチュアートハウスです。
マウント・スチュアート公式サイトした↓
1870年に建てられたビュート公爵家の邸宅。ゴシックリバイバル様式の建物で室内は大理石とステンドグラスがふんだんに使われています。
ウエディングセレモニー
Marble Chapel(マーブルチャペル)でウエディングセレモニーから始まりました。
ヴァージロードに3歳の女の子がひとり歩いて、バラの花びらを撒いていきます。
花嫁登場前にすでに感動でうるうる状態。
新郎新婦が誓いの言葉を交わし合ったあと、参列者に向かってスマイル
新郎新婦がチャペルから退場
チャペルでのセレモニーが終わると、建物の外に誘導されました。ここでバラの花びらが入った袋を手渡されました。
天気は良いが実は風も強く寒かった。私は耐えきれず建物内に戻ることに。
⚫️ドリンクレセプション
ドリンクレセプションはシャンパンを片手に参列者同士が仲良くための時間です。
ここでは着席せず、立ったままでお喋りを続けます。この立席でのお喋りは日本人の私は大の苦手。もう飲むしかあいません。お酒に弱いくせにシャンパン2杯飲んでしまいました。
目前には椅子がある。座りたいのに座れない魔の1時間でした。
披露宴
テーブルにはそれぞれゲスト名の入ったリキュールやウィスキーボトルが置かれていました。私と夫はお酒ではなくアロマキャンドルのミニギフトが置かれていました。
バグパイプ奏者と共に新郎新婦が大理石の螺旋階段から現れました。
新郎の友人スピーチ
新婦の父親の乾杯と共にディナーがスタート。お腹がペコペコだったので、しばらくお喋り抜きで無言で食べました。
お腹が満たされた後は広間にダンススペースを作るため、全員が広間のわきに寄り待機。みんな飲み続けます。
とにかくスコットランド人はよく飲む!
⚫️ウエディングケーキ入刀
⚫️ファーストダンス
ウエディングケーキ入刀のあと新郎新婦が優しいメロディの曲とともにダンスを披露。
ダンスの合間に何度もキスする2人。なんなんですか。これは!まるで美女と野獣のワンシーンみたい。
2人のダンスが終わると、リズミカルな曲がはじまり新郎新婦の両親が加わり、ダンス。
お待ちかねのケイリーダンス
ケイリーダンス(Ceilidh)はスコットランドのフォークダンスのことです。
生演奏とともに踊ります。ケイリーダンスは掛け声が入ったり、手を叩いたり、とにかく激しいダンスです。
1曲踊るだけで体力消耗。ダイエットに良いかも。ケイリーダンスのため、わざわざ靴の履き替えを用意していたゲストも多くいました。
チャペルでの挙式が午後2時にスタート。ダンスは午前0時まで続けます。なんて長い結婚式なんだ。若いからできるんだね。若くない私と夫は9時半にホテルに戻りました。
こんな本格的なスコットランドの結婚式に参列できて、本当に良かったと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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