愛がなんだ。愛ってなんだ。高橋愛しか知らんわ


今の私、すごく可哀想。

家に帰ったら、ルームシェアをしている同居人が部屋を真っ暗にして寝ている。優しい私、電気はつけない。玄関に座り込んで、ビールを飲み直しながらこのnoteを書いている。あー。早く一人暮らししたい。

今日、らぶえりりんとベーシストと、映画を見てきた。「愛がなんだ」。絶対に自分じゃ選ばない映画。自分では選ばないからこそ、気持ちがぐるぐるして、なんか文字にしなきゃ消化できないなって思って、今。「これがインプットなのか」って実感している。インプットのこと、なーにがインプットだってバカにしててごめん。

オタクのアカウントでライブのセットリストのネタバレとかはよく見るんだけど、映画のネタバレって重罪な気がして、Twitterに垂れ流せない。ので、どうなるかわからないけど思ったことを書いてみる。


まず、私は映画に出てくるような人たちみたいに恋愛にのめり込んだことがない、まあアサヒスーパードライだ。他人に対して、だいぶドライだと思う。心にマイルドヤンキーが住んでいるから、一回身内認定、大好き認定をしたらドライではないんだろうけど、まあ人間に対して冷めている方ではある。

だからこそ、ああこんな恋愛をする人間がいるんだって感心もしたし、自分とは正反対の人間たちなんだなとも思った。あんなにリアルの人間のこと好きになったことがないなあと。推しメン相手だったら、きっとシャンプー中に電話がきてもルンルンで出ちゃうだろうけど、これまでの人生でシャンプー中に電話が来てそのまま出るほど好きな男には出会ったことがない。

顔見ただけでニヤニヤできるような男にも出会ったことがない。仕事変えるほどの男にも出会ったことがない。しかし推しメンの顔を見たらニヤニヤできるし、推しメンのライブに絶対に行けるように職は変えた。そう思ったら推しメンに対しては全然ドライでもなんでもない。推しメンを超える男に今後出会えるのか。とはいえそもそも出会う気がないからどうしようもない。

人が死ぬ映画とか、大どんでん返しがあるような映画しかほとんど見ないから、「これどうやってオチつけるんだ?!」という映画は初めて見たレベルなんだけど、最後の最後にちょっとクスっとした。

主人公の気持ちとか、自分のリアルで考えたら全然共感もできなかったけど、推しメンで考えたら、推しメンのために推しメンが好きな仕事に着くのはすげー気持ちがわかった。

私の推しメンネイルとかよく行くんだけど、一時期ネイリストになろうと思った。恵比寿のクラブでの目撃情報が出たときは、クラブでバイトしようと思った。なんでもいいから、繋がりが欲しいんだよなって気持ちはわかるから、愛と執着とか恋とかよくわかんないけど、なんか繋がっていたいんだよねわかる。

しかし奴らは映画の話。しかも生身vs生身。対等な人間として好きな人と接せるだけありがたく思って欲しい。いやしかし、こんな推しメンが世界の中心の私に、現実世界の恋愛にちょっとでも興味を持たせたこの映画はすごいわ(上から)

人間関係として、まず人間に興味を持ちたい。人を好きになりたい。今までの人生、この人が好きだ!って言い聞かせながら生きて来たから、なんか本心で好きな人に出会いたいよね。生身の人間で現れるのかな。来世に期待だな。今世は多分無理。孤独死する予定だから。

あー、玄関寒いな。人権が欲しい。

次引っ越すなら、成田凌の部屋みたいな部屋がいい。それで言ったら成田凌の気持ちちょっとわかったな。恋人ヅラされんのめんどくさいよねわかる。成田凌がキングコングの西野に見えて途中からダメだった。

ヨウコさんは推し。あの雑さ具合、ちょっと推しメンっぽかった。テルコの低血圧じゃない感じと、猫舌じゃない感じと、寝起きすっぴんで好きな男に会えるところは尊敬した。スミレさんの服好き。

いや玄関寒いわ。限界。オフトゥンが私を待っている。明日は土曜日。テラスで仕事とかしたいよね。テラスとかないけど。ナハハ。あー、なんかカレー食べたいな。


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