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ボーダレス・ドール展@松濤美術館行ってきた感想
久しぶりの松濤美術館。
以前行ったのは船越圭さんの展示のときだったかな。
展示の内容も良かったし、美術館そのものの魅力もあってすごく印象に残ってたから、また行きたいなーと思ってたのでした。
ボーダレス・ドール展の初日だったので混むかも?と思ったのだけど意外と全然混んでなく、ゆったり見ることができました。
人形とは?を問いかけるようなキャプションが一層ミステリアスな雰囲気。
そうそう、人形ってどれもこれも怖いんだよな。と考えずにはいられない。
会場は美術館の2階から始まるのだけど、
最初に目に入るのはヒトガタとリカちゃん人形。
片や、呪物
片や、遊び道具
対局の『人形』をあえてそう配置したのだなと、思わずにはいられない憎い演出だった。
今思い出して鳥肌がたっている。
行く前は展示のタイトルである『ボーダレス』の意味がよく飲み込めなかった。
多様性とかそういう意味なのかな、
程度に解釈したのだけど、
展示を見ていると様々なカルチャーに触れる中で人形に囲まれて生活していることに気付かされた。
神の化身と呪物と依代とアート、他にも様々な垣根を超えて存在するという意味だったのね。(間違えてたらすみません)
見ごたえもあり、余韻もある、
そしてほんのり怖い、
すごくいい展示でした。
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