初めての仮想通貨、たった3日間で6万円損失して気付いた大切なこと
たった3日前に始めた仮想通貨FX。「暴落しつつあるビットコインを買って億万長者になるぞぉ!」という突発的な想いがきっかけだった。
TwitterやGoogle検索でリサーチにリサーチを重ね、手数料の安いXRPを国内取引所からレバレッジ取引ができる海外取引所へ送金。
初めに入れたのは、たった1万円だ。
素人ながらにMAやボリンジャーバンド、MACDをみながら20倍のレバレッジをかけて取引した。滑り出しは好調で、すぐに数千円の利益が出た。
しかし、これがいけなかった…。
「おっ、このまま簡単に稼げるんじゃね?」と勘違いした私は、追加で5万円を入金。
さらにあろうことか、レバレッジ100倍までかけられる取引所に場所を移してしまった。
レバレッジ100倍ともなると、微々たる変動で大きく利益額or損失額が変化する。
素人である私は、どれくらい変動して資金が吹っ飛ぶこともあるのかを知らなかった(理解してからやれよ)。
結果的に、入金してからたった数分。
私の汗水たらして稼いだ6万円を失ったのであった…。
ギャンブル的な投資→損失で気付いたのは…
これから起業(独立)に充てようと考えていた貯金を切り崩し、仮想通貨のギャンブル的なアホ投資で気付いたこと。
それは、ストレスがギャンブル性を加速させるということだ。
というのも、私はここ最近仕事が上手くいってなかった。
プロジェクトが上手くいかず、売り上げは低迷、チームメンバーは続々と退職し、残った上司とは折りが合わずに冷戦状態。
つい半年前はディスカッションを活発に行い、売り上げ向上へ精を出していたのが幻想だったかの如く、孤独にタイピングし続ける日々…。
眠れなくなってしまったり、胃腸の調子が悪かったり、動悸がしたりするほどストレスを感じていた。そう、感じていたはずなのだ。
それなのに、いつの間にかストレスを無意識の内に封じ込め、それが『一攫千金』の亡霊となって表面化されてしまったのである。
その結果が6万円の損失に繋がったのだ。反対に、この経験がなければストレスをいまだ封じ込めたままだったかもしれない。
不幸中の幸いというべきか、ただのアホだというべきか…。
兎にも角にも、ストレスを抱えているときにギャンブルをするべきではない。それが今回6万円を使って学んだことだ。
みなさんも、ギャンブルをするなら心と財布の余裕があるときにしよう(分かってる)。
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