『ガキの使い』の愛を書こうと思ったんだけど

僕は以下の文章を投稿してみようかなと最初は思っていた。

僕は『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで』が好きなんだ。
いつだったかの年末の笑ってはいけないで浜ちゃんがエディ・マーフィーに扮するというくだりがあったけど人種差別だって問題になってた。
浜ちゃんが扮するところに面白さがあり、白人とか黒人とか黄色人種とか全く関係ないんだけどって当時の僕は思ってた。そうじゃないんだよっていう。
お笑い番組のとある場面がいじめの助長になってるという意見なんかもよく見かける。
浜ちゃんはこないだ昆布ビンタされてたんだけど、これもいじめとか言われちゃうのかな。
僕は最高に笑ったけど。
人がぶたれて喜んでるのかよって思ったそこのあなた。
ほんっとにわかってない。

(わかりやすく引用の機能を利用しましたが、自分が考えた文章です)

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これを書いていて自分は思った。
まあまあまあ。
熱くなるなよ自分。
一応誰でも見られるネットに挙げるんだからあんまり過激な発言を軽い気持ちでするもんじゃないし、いろいろな価値観を理解しなくちゃ。

そう思い、浜ちゃんの黒人差別問題と昆布ビンタについて調べてみた。

まず黒人差別問題。
調べたら騒動が大きくなった原因が見えてきた。
ミンストレル・ショーというものが昔あったみたいです。

ミンストレル・ショー(minstrel show)とは、顔を黒く塗った(Blackface)白人(特に南北戦争後には黒人)によって演じられた、踊りや音楽、寸劇などを交えた、アメリカ合衆国のエンターテインメントのこと。ミンストレルとは、原義では中世ヨーロッパの宮廷にいた吟遊詩人や宮廷道化師たちを指すが、アメリカではミンストレル・ショーに出演する芸人たちのことをミンストレルと呼んだ。
独立以来、アメリカでは黒人やインディアンをはじめとする有色人種に対する人種差別が合法なものとされていたが、人種差別との長い戦いの末に1964年に公民権法が施行され、有色人種が法的にも社会的にも人種差別に勝利し、政治的な影響を持つようになった結果、ミンストレルは人種差別を助長するものとして大衆性を失った。

wikipedaより引用しました。

こんな歴史があったとは知りませんでした。
これを知ると確かに冗談では済まされないような気がします。
日本は原子爆弾を落とされたわけですが、それを海外の方に笑いのネタにされてしまったらとても悲しいですもんね。

テレビ局側がこの歴史を知っていて放送したとは常識的に考えてないとは思うんですけれど、それでもこれは結果としてこちらが素直に謝らなければいけない問題だと思いました。

そして次に昆布ビンタ問題
こちらもやっぱり賛否両論があったようです。

・これは笑ったw
・ベテランなのに流石

・さすがにやりすぎ
・もし鼓膜が破れていたらどうするんだ。

などの反応があったようです。
まあ確かに。鼓膜が破れるとかそのレベルまで行くとやりすぎだとは思います。

ただひとつ思うのは浜ちゃんも、ガキ使スタッフも『笑い』を追求しているだけで決していじめを助長するとかそんな意図はないはずで。。

けどそれが結果としていじめの助長になってしまうこともあるのでしょうか。。。

うーん。難しい。

とりあえずこの記事を書いて自分が感じたことは、
無知が時には人を傷つけてしまうこともあるから、見聞を広めることが大事だということ。
エンターテイメントなのかそうじゃないのかをしっかり分別を付けられるようにし、子供にそういうことが判断できるように教えていくこと。

こういったことが大事なんじゃないかと思いました。

ガキの使いの話からこんなに真面目な結末になるとは思いませんでした。
こんな長い文章を読んでいただきありがとうございました。




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