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スマホがなくてもPCだけでShazamできます(YouTube、Netflix)

PCでShazamを使う(スピーカーなしスマホなしで)

Shazam(シャザム)が普及して流れている曲の曲名やアーティスト名を知りたいときは、たいていすぐに特定できるようになりました。ぼくの場合、Shazamといえばスマホを使ってスピーカーから流れている曲を検索するイメージでした。最近になって、PCで見ている動画内の曲名など知りたいときにスピーカーから音を出さなくても調べられることを知りました。イヤホンで聞いているとき、スマホがないときでも簡単に調べられます。

YouTubeなどで動画を流している状態でChrome拡張機能のShazamを使うと一瞬で動画内のBGMの曲名を調べられます。これまではそれを知らなかったのでわざわざiPhoneを持ってきてShazamアプリを立ち上げてPCのスピーカーから音を流して曲名を調べていました。これなら音を流せない場所でイヤホンなどを使いながら動画をみている場合でも調べられます。

私はカフェなどのお店で流れているBGMを調べるときに最もShazamを使いますが、PCでYouTubeなどの動画を見ているときにBGMとして使われている曲を調べる際にもよく使います。

ちなみにNetflixなどのサイトでも使えるらしく、おそらくGoogle Chromeから流している音はどのサイトでも判定できるのだと思われます。私の場合、ドラマや映画で使われているBGMなどのうち一曲くらいは曲名が気になるものが出てくるので、気軽に検索できるとなるとけっこう使うかもしれません。

Mac専用アプリではダメなのか?

ちなみにShazamにはMac専用アプリもありますが、現在(2022/01/19)は何かのスピーカーから流れている音をMacのマイクで拾うことしかできないようです。

iPhoneやiPadでもできます

iPhoneやiPadではコントロールセンターに「ミュージック認識」を追加すればShazamが使えます。Chrome拡張機能と同じように音をイヤホンで聴いている場合でも使用可能です。使い方は、YouTubeなどを流している状態でコントロールセンターを開いてShazamマークを押すだけです。この機能が使えるのはAppleがShazamを買収して子会社にしているからでしょう。現在はPCのChromeよりもこっちで使っている人の方がおそらく多いでしょう。

おまけ:歴史

WikipediaによるとShazamは

カリフォルニア大学バークレー校の学生だったBartonとInghelbrecht、それに、Viantというロンドンに本拠地を持つインターネットコンサルティング会社で働いていたMukherjeeにより1999年に設立された。デジタル信号処理の専門家の必要性から、設立チームは、スタンフォード大学でPhDを取得したWangを雇い入れた。設立から17年後の2016年に初めて利益を生んだ。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

とのこと。利益が出るまで17年もかかったんですね。博士号の専門性がベンチャーでめちゃくちゃ生きてさらに世界中で使われるまでになったケースをあまり知らないのでこのWang氏の事例にはいろいろと考えさせられます。


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