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映画視聴記録

新しいものを受け付けない時期が定期的にある。
でも、
好きとわかっているもので自分時間を満たしたい。
ここのところは、
ひたすら好きな漫画を読み返していた。
何度も読んでいるが、
好きなものは定期的に摂取したくなるものだ。
そして満足したのだろう。
残された休暇に、
初見の映画を観ようという気持ちになった。


ということで、
以下は映画鑑賞記録になる。


劇場版「TOKYO MER〜走る緊急救命室〜」

2021年TBSで放送されたドラマ。
「待っているだけじゃ、救えない命がある」
重大事故・災害・事件現場に車載手術室で駆けつける。
東京が先駆けてスタートしたプロジェクトが、
ドラマ内で正式に認可されるまでのストーリー。
今回劇場版では、
東京を踏み台にして、
横浜がプロジェクトをスタートさせるストーリー。
寄せ集めの医療スタッフではなく、
選りすぐりのスタッフと、
より精密機械を搭載したMER車。
危険な場所へ入っていってしまう喜多見(鈴木亮平)らを危険視し、
「安全な場所で待っていなくては、救える命も救えなくなる」と、
あくまでも喜多見らの方針と真逆のスタンスで鴨居(杏)率いる横浜チームは対抗する。
事件は横浜・ランドマークタワーの中層階で起こった爆破事件。
高層階に取り残された人々を無事に助け出せるのか…


ドラマにしても、
映画にしても、
「死者ゼロです!!」っていうセンタースタッフの声が、
あれほどの事件・事故起こっていながら、
そんなうまくいくわけないじゃないとは思ってしまうんだけれど、
それでも、
創作の世界であっても、
死者がいないというのは救われるものだなとも思う。


映画「I CAN ONLY IMAGINE 明日へつなぐ歌」

ロックバンド「マーシーミー」のボーカルの半生を描いた物語。
「I CAN ONLY IMAGINE」というクリスチャン・ソングが2001年大ヒット。
ボーカルであるバート・ミラードがこの曲を作ることができた理由のベースにあるのが、
彼の父親の存在だった。
暴力的な父親のもとで育った彼は、
父親が好きなアメフトで成績を残して喜ばせようと努力するも怪我により叶わず。
たまたま一人で歌う姿を評価され、
ミュージカルや教会などで歌うことになる。
それでも父親からは決して認めてもらうことができず、
嫌気が差して遂には父親の元から離れて過ごすように。
出会ったバンドメンバーと旅をしながらライブをし、
ファンも増えてきた頃、
敏腕プロデューサーに声をかけ、
自分たちをプロデビューしてもらえるよう働きかける。
しかし音楽業界は彼を受け入れなかった。
理由は、
彼の歌う歌には「本当の彼」がいないから。
歌い手の心が伴っていない曲だと。
そうして自分が逃げた存在と向き合うことになる。

曲はクリスチャン・ソングという位置づけで、
歌詞は神と向き合っているかのようだが、
映画を見ると、
それは父親との向き合い方のようにも聞こえる。
彼の心から溢れた言葉で作った歌は、
多くの人に伝わる曲になった。
これは想像だが、
人の心を動かす曲は、
AIには作ることはできないんだろうなぁと思う。



まぁ見分けられるかと問われれば、
自信があるわけではないですが。


最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。

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