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ものまね番組を語らせて

昨日放送された「ものまねグランプリ」を観た。
面白かったな~。
笑った。
子供の頃からものまね番組が好き。
大好きだ。
ちょっと語っていいですか。
別に語るほどのコアな情報は持ってないけれど。
まぁ子供の頃の記憶ですから、
結構曖昧なところばかりですけれど。


ものまね四天王


ご存知ですか?
今も番組は続いているけれど、
「ものまね王座決定戦」
前身の番組で有名になったのが、

清水アキラ
ビジー・フォー(グッチ裕三・モト冬樹)
栗田貫一
コロッケ

この四人がものまねを世に広めたと思っている。

清水アキラ
研ナオコや谷村新司
セロハンテープで目から鼻から貼っていじって。
好きだった。

ビジー・フォー。
何を歌ってたのかはちょっとわからない。
英語で歌いながらモト冬樹をイジっていた記憶。
声が好きだった。

栗田貫一。
今はルパンの正声優だが、
当時はものまねとして観ていた。
好きだったのは「もしも」シリーズ。

コロッケ。
あのふざけた感じが好きだった。
美川憲一とか五木ひろしとか。


そんな大好きな四天王が割れた。


理由は知らないが、
コロッケが出なくなった。
そして、
読売テレビでもう一つのものまね番組が始まった。
それが「ものまねグランプリ」だ。
コロッケがいた。
良かった。


2局の傾向


最初はフジと読売のどちらも観ていた。
でも、
コロッケがいなくなったフジ側の番組は、
なんだか発表会のような感じがした。
とても似ているとは言い切れない。
なのに歌い出すと「おぉ~」って歓声。
いやいや、
そんなに似てないよ。
上手い人は上手い。
そうじゃない人との落差。
上に上がる人なんて決まっちゃってる。
いつしか観なくなった。
読売側の番組は、
割とガチ歌まねになった気がする。
コロッケが先頭をきる中、
次々にガチ勢が現れた。
とにかく歌が上手くそっくり。
コント的なものまねは上位にはまだ上がってこない。
青木隆治がコロッケと並ぶようになった。
いや、
違うんだよね、ジャンルが。
コロッケはねそっくりものまねじゃないから。
世の中はちゃんとそっくりなものまねを求めるようになった気がする。
でもコロッケにライバルができた。
だからコロッケのものまねが変化した。
ロボット五木ひろしなんかがでてきた。
コロッケワールド健在だった。
やっぱコロッケすげぇって思った。



そしてこの頃からものまね戦国時代に入っていったと思っている。
それまでも活動していた芸人たちのレベルが上がり魅せだした。
ホリ・コージー冨田・神無月など、
見せ方が凝ったものになってきた。
誰かのものまねをものまねするのではなく、
独自のスタイルになっていった気がする。
青木隆治にもライバルが出てきた。
上手い、似ているだけではダメになってしまった。
山寺宏一の多才さは突き抜けていた。
モニターを使って一人で何役もこなし重ねる。
そこもすぐに松浦航大が座を奪う。
と思えばまた座を奪う別の人が現れる。
歌の上手い芸人が増えてしまった。
コント型のものまねが力を持ち出した。
神無月が優勝する時代がきてしまった。


しまった?


いや、
わたし好きなんで。
神無月のバカバカしさ好き。
似てる似てないじゃない。
やっちゃう強さ。
昨日はあのちゃんにやられた。
やっちゃったよ🤣爆笑


SNSで見かけたが、
ジャンルが違うから何を基準に評価しているのかわからない、
そんなような事が書いてあった。


わかる。
わかるよ。


私の持論ですが、
ものまねはあくまでも「誰かのものまね」というエンタメ。
感動を与えるもの、
上手さを競うものではなくて、
楽しませるもの。
ものまねというジャンルで人を楽しませたものが評価ポイントだと思うのだ。
誰かのコピーが凄いのではなくて、
そこにプラスαが必要で、
すぐに見飽きてしまう観客を、
より新しいもので楽しませてくれることが凄い。
まったくありがたい話です。
そしてその先駆者はコロッケであるとわたしは思う。
コロッケありがとう。


今週末はもう一つ、
わたしの好きなものまね番組がある。
「ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ」
楽しみである。


最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。

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