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109

渋谷で用事を済ませた帰り道に109に入りました。
多分、3年ぶりぐらいの109だったと思います。

四捨五入したら40歳の自分には、109はギャルの聖地のイメージが固定されていますが、最近ではそうではありません。

ギャル系の洋服屋も入っていますが、昔よりは派手さもトーンが落ちたような。
目に飛び込むスカートの丈とシャツ類の丈が、マイルドになったなとしみじみさせられます。

自分が109に寄ったのは、化粧品を買いたいからで。
眉毛を書くためのペンシルとパウダーを買いに、地下の雑貨屋に直行しました。

年齢的に109近辺のデパートで格好良く、高い品を買いたいものですが、そんな優雅な収入がない人間。
それとまぁ、雑貨屋にあるお手頃価格の化粧品のほうが持ちがよく、夏の大汗にもビクともしない製品的な強さもあったりして。
消えたら、ちょっとした一大事になる眉毛を存在させるには、お手頃価格の品が欠かせないのです。

雑貨屋を出た後は、上のフロアにお邪魔して。
韓国の化粧品メーカーのショップで、1000円少々のパウダーを買うか否か悩み。
その値段ならお試しで買っても良かったと思いますが、チマチマと考えて見送り、やっぱり欲しいというのが今です。

それから、ピアスショップに後ろ髪を引かれてしまい。
塞いでしまったピアスの穴の復活を心に決めました。
左右で4個開けて、うち1つは軟骨部分。
ふと、付け替えやピアスへの飽きがきて閉じてしまいました。

でも、目に入ったピアスがとにかく格好良く見えて。
40歳を前に、かつてよりも前衛的な場所にも穴を開けていきたくなりました。
歳とともにアクセサリーの華やかさが分かってきたのもあるし、ピアスは具体的に計画していきましょう。

広くない、コンパクトな作りの109ですが。
どうにもこう、人への刺激は昔から膨大な量が詰め込まれている場所。
行くと何かしらの欲を起こされます。

これが結構楽しい。
廃れない場所って、そういうものかなと思います。

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