最強の攻撃！~ダンスとクローズアウト~

皆さんこんばんは、マーシャルです！
期間が空いてしまい大変申し訳ございません💦

今回は初心者の方向けの記事となりますが、今まで伝えてきた内容を少しだけおさらいしてみたいと思います！

・バックギャモンの勝利条件は１５枚の駒を全て上がること
・サイコロの目で勝つほかに、相手を「ヒット」して振り出しに戻すこともできる。
・２枚以上駒が積みあがっている所には相手は入ることが出来ない。逆に１枚しかないところは「ヒット」ができる。
・２枚あればヒットされないことから、新しい足場を作ることが出来る。
これを「ポイントメイク」という。

今までの内容としては、ざっとこんな感じでした。
ただ、これまで紹介してきた戦術はどちらかというと、「無事に逃げ切る」ことで勝利を得ようとする方針です。
実はバックギャモンには必勝法というべき強力な戦術があり、端的に言うと「相手をKOする」という超攻撃的な勝ち方も存在します！💥

今回からはKO勝ちに必要なルールを数回に分けて説明したいと思います😆

オンザバーからのハメ技「ダンス」

「ヒット」についての記事で少しだけ説明した内容なのですが、振り出しに戻すのは最後尾に戻すわけではありません。
盤面中央にある「バー」という、いわゆる牢屋のようなところに、ヒットされた駒は入ることになります。

画像では赤の駒を１枚ヒットし、バーに送り込むことが出来ました！

次は赤の手番なのですが、ここでバックギャモンの特殊ルール「バーに駒があるときは【必ず】復活させなければならない」という制約が発生します！

例えば、こんな目
赤は出来れば４と１を使って２枚の駒を使いたいところですが、まずはバーの駒を２１か２４の所に復活させなければなりません＞＜
（バーは便宜上「２５」の所にいると仮定して、そこから１マス進むか４マス進むか、といったイメージです。）

もちろんどちらかで復活させた後は、もう片方の目で他の駒を動かせます👍

・・・ではもし、復活ができなかったとしたら？

赤は先ほどの場面で「最強の」６ゾロを振ることが出来ました！
素晴らしい幸運に恵まれ、さあどう動かそうか考えるところでしょう😄

おや？バーから６マス先の１９には白が５枚も積み重なってますね？
まあここには行けないとして、他のところを・・・

ということが出来ません😱
「バーの駒は必ず復活させなければいけない」という条文には、実は但し書きがありまして「復活できなかった場合は手番をパスする」という鬼のようなルールが存在します😭

このルールのことを「ダンス」といい、赤は折角の幸運が一気に逃げて行ってしまいました・・・（※）

※バックギャモンのよく使われる言葉に「６ゾロダンス」という言葉があり、まさにこのような状況を嘆く言葉です🤣

幕間

バックギャモンにはパスすることもあることが分かったところで
「ダンス」について解説することがまだまだありますので
ここで一旦区切りとします🤚

次回はもっと凶悪な「クローズアウト」という戦術について触れていきますので、引き続きよろしくお願いいたします🙇