見出し画像

私たちは“選ばれる女性”の定義を間違えていないか?

2024年が始まり半月がすぎました。

新年という事で、“心機一転!”と気持ちを新たにして婚活を頑張っている方も多いことと思います。
過去の婚活中の私は、ぜったいそうしてた!

いいですよね、新年って。
昨年の事がクリアになって、なんでもうまくいきそうな気がする。
そして、この“気がする”ってのはとっても有意義です。信じ込んでしまう事は、どんな場面においても強さの秘訣。

新年だったり、何か他のキッカケで
婚活を頑張るぞ!!
と仕切り直して意気込んだ時、
私が最初に掲げたのが、
”自分を磨いて選ばれる女性になるぞ“という事。


皆さん、選ばれる女性って、どんな人を思い描きますか?

(そもそも、今となっては“選ばれる”という考え自体も違うよねぇ、と思うのですが、一旦それは置いておいて。)

この“選ばれる女性”について、
結婚するまで気づいていなかった
私の大きな大きな勘違いについてお伝えしたいと思います。
これを読んで、同じ勘違いで婚活を長引かせてしまう女性が1人でも減りますように...という願いを込めて。

初めての恋愛で躓いてしまった

そもそも勘違いの発端は
私の場合、初めての恋愛にあると思います。

初恋は恋心の芽生えですが、
初めての恋愛は、相手も自分を見てくれた初めての経験。そりゃ舞い上がりますよね。

私のそれは19歳でした。遅いかなー。
お相手は社会人経験を経て、学びに戻った大学院生。
大学の講義の、教授のサポートで入っていた彼の
第一印象は強烈なものでした。
海外のミュージシャンが着てそうな個性的なジャケットに、やる気ある?っていうくらいぶっきらぼうな喋り方。

でも、学生が質問をすると丁寧にサポートしてくれて、“いい人なのかも”と思うまでにそう時間はかかりませんでした。

その後、ある共通点がきっかけで、個人的なやりとりを始めると、共に惹かれあっている事がわかりました。

彼と過ごす時間が増え、“想われている”と知るたびに、今まで経験したことのなかった“女性としての私”の存在意義を感じました。
それはもう、大声で世界中に伝えたいほどの喜びであり、自信を与えてくれることでもありました。

この喜びが、“もっと彼に想われたい”という気持ちへつながるのは、まあ当然の事。

もっと想われる=彼が喜ぶ事=彼が望む女性になる

この構図が、無意識にできてしまったんです。
本来は、“今の自分”に魅力を感じてくれたのだから、そのままで良かったのに。

でもハタチ前後の、恋愛慣れしていない私に
気づく由もありません。

いつしか

彼は自分のスケジュールで動く。
私は彼のスケジュールに合わせる。

という構図ができてしまいました。
それが、彼が喜ぶことで、望む事だと思ってたから。
彼が会いたい時には、会う。
彼がいきたいところに、行く。

相手の望む女性でいることが
“もっと想われる私“に繋がる。

この感覚が、その後の私の勘違いの基盤になったのです。


連絡を待つのが当たり前に...

ここから先は

2,145字 / 1画像

¥ 600

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?