女性

として生まれたわたし

男性を立てなさい
と母に言われ育ったが
ずっと理解できずにいた

母も祖母も友達と遊びに行ってるのを見た事がないし
友達の家で遊んでると夕方になったら
お父さん帰って来るから帰るよと言われ
バレンタインは女性が男性に渡すもの
家事は女性がやるもの
父が仕事してくれているおかげで生活できている

こんな感じで育ったわたしは
ずーと心の中に何か引っかかるものがあったけど
世間もそれが普通で学校でもみんなそう
だからそれがスタンダードな上での日々を過ごしてきた

でもある日離婚し父はその後一切目の前からいなくなった
人生で1人目の男性像が最悪な形で形成された

だから結婚しても扶養に入るなんて考えは一切なかったし
とにかく私は私。旦那に頼りたくなかった
幼少期の経験から男性には
いつか裏切られるって潜在意識で思ってたからと思う

産休育休も計画的に取り毎月お金には困る事のないように試行錯誤した
そのあと自分で抱え過ぎて産後うつに
私の行き過ぎた自立に呆れ"わがまま"と言われ離婚した

信頼できない気持ちとヤマトナデシコになりたくない自分がいたからそうなったと思う

そのあとのわたしは起業し女性経営者になった
家事も育児も仕事も一人で何でもできると信じ完璧を目指した

けどそれも違うかったと3年目で気付いた
そもそも女性と男性の役割って違う
違って当たり前というか一緒なワケない
"陰と陽はいつもセット"とヨガが教えてくれた

それから今までの男女に対する全ての思い込みの手放しが起きた
女性に生まれた事に喜びの気持ちが溢れ
鳥でいうところの求愛ダンスを"される側"としての認識を改めた
日本中の女性が女性のプライドを持って美しく在る事で
この国は平和になる氣がする


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