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「聞く」から「しゃべる」へ、スキに行き交うが音声メディアの魅力!

おはようございます、Martです。
先日は「エアチェック」というキーワードから、ぼくのラジオライフについてご説明しました。

ラジオというマスコミュニケーションの一媒体の立ち位置や効能について、昔話を交えて紹介しておりますので、ぜひご一読ください。

で、この話の最後に、「次回はPodcast番組についてもご紹介します」とお約束したので、今回はそのフォローをしたいと思います。

PodcastはWEBラジオ?

Podcastを今更説明するのもなんですが、一応「インターネットで公開される音声メディア(一部動画もあり)」と言えると思いますが、特徴としては、RSSで登録した番組の最新バージョンの情報が自動的に流れてきて、定期的に視聴できる点にあるでしょう。

これまでのように、自分で新しい情報を拾いに行く必要がないので、聞き逃しの可能性が極めて少なくなります。

これはあくまでも、音源提供者が定期的に音源を更新する、という前提ですが、これが“ラジオ”というメディアの持つ特性に似ていることから、「WEBラジオ」「インターネット放送」などと呼ばれる一因になっていますね。

まあ、この辺りの解釈はともかく、iTunesやPodcastなどのアプリで登録した番組が次々と“空から降ってくる”という、利用者にとっても提供者にとっても便利なシステムとなっています。

また、降ってくる音源はMACやPCで簡単に取り扱えるMP3などの音声ファイルとなっているため、保存したり他の端末に移して聞いたりと、多様な使い方が可能となっており、ラジオなどのリアルタイム・メディアと違い、いつでもどこでも誰でも自由に使うことが可能な、タイムシフト・メディアとなっています。
(最近はradikoなどで一週間程度の聞き逃し再生も出来るので、ちょっとややこしいですが…)

まあこの辺りはYoutubeなどの動画中心のメディアでも同じような使い勝手が確保されていますが、あちらは基本ストリーミング(都度ダウンロード)の方式なので、自分で保存することができず、提供者やメディア側の事情で消されてしまうことも多く、保存性という意味では多少落ちますね。

しかし、この辺りは用途に応じて選ぶことで快適に使うことが可能となりました。
いい時代になったものですね♪

Podcastの弱点

Podcastだけの弱点ではないのですが、著作権問題のため、現在はほとんどのPodcastでは、音楽がかけられません

もちろん、著作権フリーの音源については掛ける事が可能ですが、JASRACが管理するような著作権団体の保護下に置かれているアーチストの楽曲は掛けることができません。

海外の楽曲に関しても、その国の組織に属していた場合は使えないので、やはり事実上、世に出ている楽曲は使えない、と思ったほうがよいでしょう。

どうしても使いたい場合は、GarageBand(Apple社提供の音楽編集ソフト)などに入っている音源を編集して使う、や、若いアーチストさんなどが音源を持ち寄っている著作権フリーの音源サイトで探して使う、という方法があります。

GarageBandの音源は、以前からかなりさまざまなPodcast番組内で使用されているので、結構かぶることがあるのですが、まああまり気にしないようにしてますw。

もう一つの弱点ですが、当然ファイルには容量がありますので、それを保存しておくサーバにも限度があり、例えばiTunesのPodcastの番組は、定期的に古いものから削除されてしまいますので、利用者が必要な場合はダウンロードしておくことが求められます。

同時に提供者もバックナンバーを残しておきたい場合は、自前のサーバに音源を全て入れておく必要があります。

この辺りは音源配信を行う会社の事情によるところなので、注意が必要です。

ほかに大きなポイントとしては、通常の配信方法ではマネタイズがしにくい、という問題もありました。

配信システムにそもそも課金の方法がなかった場合が多かったのですが、これは徐々に仕組みが変わりつつあります。
ちょうど今月からAppleも新たなシステムを導入しておりますので、ご確認ください。

拡大するPodcast市場

先に紹介したAppleの「プレミアムサブスクリプション」という仕組みの他にも、Amazon、SpotifyやGoogle Podcastなどでも独特の課金システムが導入されつつあり、これまでの「Podcastは無料」という常識が崩れ始めています。

優秀なクリエーターが参入しやすくなり、コンテンツの質の向上が見込まれる事は利用者としては嬉しいのですが、何でもかんでも有料化、となってしまうと、Podcast自体の魅力も半減してしまう恐れがありますので、ちょっと気になるところでもあります。

まあしかし、「意味のないものに金は払わない」というのが世の中の大原則ですので、その辺りは作り手の“UDE”の見せ所、ということで、期待しておきましょう。


今後はやはり、「学び」系「エンタメ」系のコンテンツであればマネタイズは出来るのではないか、と言われています。

中国での話ですが、北京大学のとある教授が自分の授業内容を10分間×300回の音声講座として5,000円で販売したところ、なんと45万人の方が購入したという実績があるようです。

なんとその売り上げは、22億円!

やはり人は“学び”を求めているのです…。

「エンタメ系」については枚挙の暇がありませんよね。

ジャニーズのファン、
ガンダムのファン、
キティちゃんのファン、
鬼滅の刃のファン、
などなど、

彼らの“オシ”に対しての投資意欲は驚くべきものです。

実はぼくも、一時かなり「攻殻機動隊」にハマって、
特に「タチコマ」のフィギュアや、
草薙素子の声を担当していた田中敦子さんが出ている作品に対しては、
お金や時間をかなり“投資”をしたものです(*^^*)。

もう一種の“病気”みたいに、この作品の情報や本、DVD、フィギュアなどを探し回り、集めまくったのですが、いまはもうほぼありません!^^;

ま、そんなもんですよ。

ただ、こういったマニアがいる分野のコンテンツは需要が高いでしょう。

こういった分野は、当然動画のついたYoutubeの方が強いと思うのですが、動画メディアと音声メディアの特性の違いをうまく活かせば、
Youtubeでは実現できないコンテンツを作ることができそうですね。

これからの新時代のクリエーターの活躍に期待したいものです♪

音声メディアの可能性

インターネットを活用することでマネタイズの可能性がグーッと広がりつつある「音声メディア」ですが、もうすでに多くの人々がその可能性にかけて動き出しています。

今回は、入り口では「利用者」の視点でしたが、いまは「提供者」の視点になってますね^^;。

というのも、プロでなくても作れる可能性があるメディア、と言えるからです。

Youtubeやブログなどのメディアも同様ですので、各人が得意なメディアでコンテンツ制作をし、それを「動画」「音声」「文章」などさまざまなメディアに載せていく、“ワンソース・マルチユース”の可能性が増えていく、とも言えますし、一つのメディアに集中して展開する方法も増えてきています。

最近配信を始めた下記のメディア?は、「学び」にテーマを絞り、各界の著名人が10分×6回の講義を行う形式の音声メディアです。

三井物産グループが始めたこの取組が、今後どんな方向に向かっていくのか、楽しみですね。

残念ながらうちのAndroid端末ではうまく再生できなかったのですが、iOSではちゃんと再生されてます。
(Android端末って、端末やOSの世代によって動作に格差があるので、使いにくくないですか?ま、大きなお世話ですね^^;)

これ以外にも素人でも簡単に配信が始められるということで、Stand.FMHIMALAYAなどが流行し始め、新しいコミュニティづくりを中心に一つのムーブメントとなっていますね。

ちょっと毛色は違いますが、ぼくも何回かご紹介している「Clubhouse」は、アプリとして録音や保存はできませんが、「ライブ」のみの醍醐味で、新しいコミュニケーションを作り出しています。

まあ、これ以外にも世界市場を見渡すともっとすごいことになっていますが、この日本では国土の大きさや言語の問題で今のところまだまだ、といった状況です。

いまがチャンス! とは思いませんか?w

日本の老舗ポッドキャスターを…

ようやく盛り上がってきた音声メディアですが、Podcastが光明を見出すまでには長い時間がかかってます。

この分野では日本でまだPodcastも無い1999年から頑張っている「クリラジ」さんがその代表格です。
リーダー(主催者)であるBJさん、長くパートナーを務めるコロンさん、その他のメンバーが20年以上の長きにわたり、脈々とその活動を続けてきました。

彼らはこの配信で十分な収益を上げているかどうかはぼくの知るところではないのですが、その活動実績は尊敬に値します。

BJさんのモットーは、「嫌なら聞かなきゃいい」www。

この姿勢が良くも悪くも今の“クリラジ”の基本姿勢であり、こっちが聞こうが聞くまいが、我関せずで配信を続けています。

配信が途切れたり、突然消滅することもよくあり、「ん?終わっちゃったの?」ということも茶飯事ですね^^;。
(突然復活することもありますよ)

広告モデルでも、サブスクでもない彼らのやり方ですが、それでも賛同者は多く、投げ銭的な収益もあるようです。

その中で一つだけ、大きな収益をあげているのが、通称“おびおさん”の中西 貴之さんが配信している「ヴォイニッチの科学書」という番組で、この番組は古くからAudiobookという配信スタンドで有料放送を行っています。

今はかなり著名人が音声配信を始めていますが、この番組ほど早くから“学術有料コンテンツ”として続いているものも珍しいと思いますので、ぜひ一度聞いてみてください。聞く価値あり!だと思いますよ。

無料配信の「ちょっきりこっきりヴォイニッチ」という番組を聞くことができます。

こういった先人たちの努力が、ようやく実を結びかけているので、ぼくとしてはとても嬉しいのですが、自分はすっかり乗り遅れたので、ちょっと複雑な気分ですね^^;。

ブログや動画と違い、音声メディアの場合「ひとり語り」の形式になるとかなり間が持たないので、パートナーの存在は重要です。
この辺りがぼくにはかなりハードルが高かったのです。

音声メディアはこれからも楽しみ♪

本来なら「これからが楽しみ」と書くべきなのかもしれませんが、ぼくとしてはこれまでも十二分に楽しんでいるので、あえて“これからも”とさせていただきました。

実際今は、Podcastの配信と先日紹介した“エアチェック”の割合は、半々といったところでしょうか?
どれも1週間単位で更新される事が多いので、かなりの頻度で聞かないと追いつかない状況です。

それほど、魅力的なコンテンツがたくさんあるということなので、嬉しい限りです(*^^*)。

また、もちろん自分でも始めたい!という野望は持ち続けてます。

最近の番組は、だいたい10分間を目安に作られていることが多くなっているので、これまでのように身構えて作る必要もなくなったのかな?と思います。

今回はかなり長文になってしまいましたが、誰でも気軽に音声配信ができる時代が、ようやく到来しつつある、ということは伝わりましたでしょうか?

ではまた!

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