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おはようございます、Martです。
みなさん、確定申告はお済みですか?今日が締切ですねw。
ぼくは先月中に済ませていたので、すでに還付金もいただきました。
ただ、知人がどうしても終わらない、というので少しお手伝いをして、
13日に成田の税務署に提出しに行きました。

手続きは予想に反し、アッという間に終わったので、
その足で成田山新勝寺に参拝に行ってまいりました。

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成田山には3つの本殿がある?

以前もご紹介しました「ブラタモリ」でも、2017年のお正月に「鶴瓶の家族い乾杯」とのコラボ企画として、タモさんと鶴瓶師匠のダブルキャストという豪華なお正月番組を放送してますね。

上記の本にも内容はしっかり掲載されてますが、簡単に説明すると、
成田山新勝寺は、これまで本堂の建て替えを2回行っていますが、その際に古い本堂を壊さずにそのまま保存している関係で、「本堂が3つある」という変わったお寺さんになってます。

上の地図にある「釈迦堂」で安政5年(1858年)に建てられたもの、
その少し上にある「光明堂」が元禄14年(1701年)建立されたものだそうです。

成田山新勝寺については、こちらに詳しいです。


まあ、それにしても広いわ〜。

さすがに江戸時代のプロモーションが成功し、一大勢力を築いたお寺さんだけあります。

成田山はプロモーション上手!

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こちらは現在の大本堂ですが、立派です!
ここで毎年行われる「節分の豆まき」は有名ですよね。今年は行われなかったようですが、大きなお相撲さんとかスポーツ選手、タレントさんなんかが豆をまく姿が印象に残ってます。
こういったイメージ戦略にも長けているお寺さんですね。

また、松重豊さん主演のTVドラマ「孤独のグルメ」でも、大晦日スペシャルとして2019年に成田山を取り上げてました。

年末ギリギリまで福岡・釜山そして成田と駆け回る井之頭五郎さんの働きぶりを追っかけてましたね。最後の方は生放送で「紅白歌合戦」の裏番組をはってました。
五郎さん、すごい!w

ぼくも録画してみてましたよw(再放送版)。

この時登場したお店のリストが残ってました。

こんな感じで、しょっちゅうマスコミに登場しているので、「成田山新勝寺」の名前は全国に届いています。

コロナ禍で海外旅行客が激減し、成田国際空港の需要がガタ落ちの今日、
JRにしても京成電鉄にしても、お客様を確保するには「成田山」の神通力におすがりしなくては…w。

13日は平日ということもあり、修学旅行の学生さんを除いては人出は少なかったですが、それでもそこそこの賑わいでした。

市川團十郎のことは、塔に聞け!

成田山新勝寺と市川團十郎の関係は有名で、
歌舞伎でかかる「成田屋!」という掛け声は、まさにこの関係からできた呼び名なのですね。

この辺りのことは、成田山の現代の本堂のずっと奥にあり、遠くの東関東自動車道や成田市街地からもよく見える「平和大塔」の中にも、具体的な資料が多数展示してありました。

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この塔、デカイです(*^^*)。
確かに遠くからでも見えるはずだわ〜。
最初は本堂横の三重塔が見えているのかと思ってましたが、いやいや、こっちの方がぜんぜん目立つ。
塔が立っている位置も、おそらく敷地内の一番高いところだと思うので、やはりこれが見えていたのでしょう。

ここと現在の大本堂を挟んだ窪地には、「成田山公園」の庭園が広がっており、散策するには良い場所です。

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大きな噴水が目を引きますが、この奥には美しい日本庭園があり、
春の桜のシーズンや、秋の紅葉シーズンには多くの観光客が来るといいます。

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これは13日に撮った写真ですが、なぜか紅葉が美しかった…^^;。

江戸時代の聖地のいまは…

成田山は相変わらず人気の“初詣スポット”で、現在でも全国トップクラスの動員数を誇っています。(2020年は314万人で全国1位!)

東京都心からほど近くでこれだけダイナミックな風景と、「豆まき」や「出開帳」などのイベントが行われていた成田山は、きっと江戸時代は一大テーマパークのような場所だったのかな?とも推測されます。

文献などもかなり揃ってますので、一度ご覧になり、楽しそうな雰囲気を味わってくださいw。

門前町の賑わいも素晴らしく、一日中いても飽きない場所だと思いますので、ぼくとしては、改めてオススメしたいと思います!

ではまた!

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