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情報収集の中心は、目から“耳”へ!?

おはようございます、Martです。

雨の朝です。気温も低く、よく眠れました。
Amazonのオーディオブックサービス、Audibleを無料体験してます。

Audibleは現在発売されている本を中心とした、「読み上げサービス」と言えるもので、Audible Shopのリストを見ると、確かに最新刊の話題の本が集まっていてワクワクします(*^^*)。

月額は1500円ですので、決して低額なサービスではないですが、これだけタダで聞けるなら、お得かな、と思って試してみました、が、しかし…^^;

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世の中そんなに甘くない…

いや、最初にお断りしておきますが、これは完全にぼくの認識不足から生まれた誤解からきた驚きだったわけです。

現状、1500円程度で売っている最新の本を、技術を持った読み手(声優)さんが全部読み上げ、それを録音・編集して改めて世に出す、となれば、それ相応のコストがかかる、というのはよくわかります。

ある程度時間が経って、著作権が切れている本でしたら、その“制作費”だけのコストでも行けるかもしれませんが、新刊となるとそうは行きません。

著者への印税や出版社への権利金など、かなり多額のお金が必要になりますし、演者の数を増やして物語に臨場感を出したり、高級な録音スタジオを手配したりと、物理的に費用はドンドンかさみますので、元の本の値段で売り出せるはずがありません。

当然、紙の本よりも価格は上がりますよね。しかも、1.5〜2倍になっても仕方ないかもしれません。

その分、受け手としてはその録音された時間の中で、確実に内容を把握することが出来るわけで、人によって本を読むスピードが違う“紙媒体”に対して、アドバンテージがあると言えるかと思います。

これ、合う、合わないはあると思います。
目で追いかけたほうが早くて確実だ、という方もいると思うし、ぼくのように目が悪くなって読むのが辛いので、耳で聞くほうがよい、という方も多いかと…。

人それぞれで使い分ければよいということで、要はその選択肢が広がっていることこそに価値を見いだせればよいということですね。

安く、有用な知識や体験を得たい、と思うのであれば、今のところ“紙の本”の方が、コスト・パフォーマンスは高いと言えそうです。

方法論、というより、結果…

何をつらつらと言ってるかと言えば、
無料体験入会をしてから、Audibleは月1500円の“会費”に加え、本1冊ごとに価格設定があり「タダでは読めない」という事実を知ったのですが、当初「え?タダじゃ読めないの?!」と若干憤慨してしまった自分がいたのです^^;

で、改めて「聞く本」についての価値を考え直した結果、Audibleの価格は提供側の利益も考えると“適正”なもの、と思えるわけです。

問題は、その価格を支払うだけのメリットがあるかどうか、ですよね。

これは人それぞれ、ということになると思います。

声優さんの演技により、より理解度や感動が増すこともあるし、倍速再生で短時間にしかもスキマ時間を活用した読書が出来ることを考えても、“価値”は十分にあると思います。

只、そのために払うコストに見合うのか、と言われると、それは“本による”ということになってしまうでしょうね。

世の中にある本の全ては、必ず何らかの価値を持っているとはいえ、自分にとって有用かどうかは、その人によるところが大きいからですね。

Audibleには、5分程度のサンプル版が用意されているものが多いので、事前に軽くチェックは出来ます。
ただ、5分では雰囲気はわかっても、有用かどうかについてはわからないので、書評も踏まえ購入するかどうかを決めることになりますが、これが実に微妙なポイントですね。
価格もそれなりにするので、懐具合によってはかなりの決断を迫られるかな…^^;。

その点、オトバンクさんのAudio Bookの方は本一冊の価格は似たようなものですが、「聴き放題」のサービス(月額750円)では、ある程度の数のコンテンツを全編聞くことはできるので、懐具合の寂しい方にはこちらの方をオススメします。

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こちらはいわゆる“月額基本料金”というのはないので、「聴き放題サービス」を利用しなければ、「使わなければ無料」ということです。
その点ではAudibleよりは、遥かに金銭的負担は少なくなっています。

タイトルの多さや探し方・選び方に関しても、この辺りはAudio bookの方に“一日の長”がありますね。

アプリにしても、HPにしても、双方共若干使いにくさはあるのですが、今まで使ったところでは、Audio bookさんの方が使いやすいと感じます。

Audibleは「アプリからは本が買えない」という変な仕様になっているため、本を探したり買ったりする場合は、一々AmazonのHPからAudibleに飛び(これもなかなかわかりにくい)、そこで購入手続きをしてから、指定のデバイスに転送する、という手間がかかります。

この辺りは、まだまだ“発展途上”の感はありますが、今後これらの新しいメディア形態がもっと一般に広がっていけば、ドンドン改善されるでしょうし、もっと新たなサービスも生まれてくると思います。

昨今は、Podcastsや音声SNSなど、「音によるコミュニケーションや情報収集」のニーズが高まっていると感じています。

実は昨日、とあるリサイクルショップに立ち寄ったところ、ソニーのPC用のコンデンサマイクを発見し、購入してきました(*^^*)。

これまで録音やClubhouseのような音声SNSへの参加には、iPhoneの内蔵マイクを利用していたのですが、今後は“録音専用”の環境も構築していきたいと考えていたので、渡りに船!っという感じでしたw。

このマイクのセットは、マイク本体とスタンドの他、MACなどに直接ではなくAudio出力をミックスできる簡単なインターフェイスもついているので、ちょっとしたダイレクト録音をするには便利そうです。(使うかどうかは、微妙ですが…)
USBマイクとは違い、ジャックは普通のオーディオのミニピンジャックなので、汎用性もあります。
マイクホルダーもブームスタンドにも対応したもので、これもポイント高かったですw。

こういった機材が安価で手に入るようになると、音声メディアの質もドンドン向上し「聞けるコンテンツ」も増えるでしょうから、ますます普及に拍車がかかりそうな予感がしてます(*^^*)。

情報収集の主役交代!?

っというわけで、今回は「聴く本」について、Amazon AudibleとオトバンクのAudio bookの2社を使ってみての感想を中心に、そのニーズと将来性を考えてみたわけですが、音声メディア自体の必要性・有用性は以前からかなり知れ渡っていたわけで、その象徴が「ラジオ」という媒体ですね。

リアルタイム性もあり、仕事をしながら、運転をしながら、散歩をしながらでも手軽に情報収集が出来るラジオは、昭和の昔から広く人々の生活に行き渡っていました。

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radikoというスマホアプリが登場し、ほとんどの電波による放送を、オンラインで受け取ることが出来るようになり、その利用価値が一気に再確認され、高まっています。

ただ、その割には、昔の「エアチェック」のように好きな番組を録音し、iPhoneなどで持ち歩いて好きな時間に再生して楽しむ、という使われ方に関してはあまり普及しているとは思えません。
それ用のソフトがドンドン消滅していっているから…(´・ω・`)。

一方PodcastやYoutubeのように、ハナから「お好きな時間にどうぞ」といったタイムレスなメディアはかなり広がっていると感じます。
最近は5G通信やパケット量無制限!なんていうサービスも普及して、これらのメディアはさらに加速度的に普及していくことと思います。

エアチェックのように、わざわざ録音したり、それをスマホに移して聞く、などという手間のかかる作業を行っているのは、ぼくだけになっちゃいそうな気もしてます(´・ω・`)。

でも、やはり「素人」が作ったものと何らかの「プロ」が作ったものの差は、どうしてもあると思うし、音楽再生に関しては、著作権法によって素人には実質的に門戸は閉ざされています。

この「法律的なハードル」はどうあがいても超えられるものではないので、昔ながらのラジオの存在価値は、まだまだ光り続けると思います。

ぼくは、両方をこよなく愛するものとして、これら音声メディアの台頭はとても歓迎しています。
日々刻々と悪くなっていく視力に比べ、“耳”はいつでも元気でいてくれます。(いや、今のところは…w)

酷使をすると“難聴”などの問題も引き起こしそうですが、“眼のサブ”的な立場だった「耳」を、これから情報収集の中心的に活用していく方法がもっといろいろ出てきてほしい、と願っています(*^^*)。

ではまた!

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