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前の日曜日に、ギターのアンプを売りにハードオフに行った。
「楽器・オーディオ買取強化中!」とあったので、あ、そういえばいらないギターアンプがあったな、と思いだして持っていったわけだ。

「買取強化」なのだから、きっといつもより良い価格で買い取ってくれるんだろうと思ったのだが、売ってみたら2200円だった。
こういうものの値段って有ってないようなもんだし、特に何の説明もないので、いつもよりも良い買取価格なのかもしれないけど、正直あまり実感がない(^^;)
そういえば、2000円ではなく、2200円というところが味噌なのかもしれないが、それならば「今だけ、+200円です!」と言ってくれた方が売った方の満足感もアップして、「次回もこの時を狙おう」と思って将来の集客にもつながると思うのだが、なんとももったいない話だw。

店員さんにもマーケティング的な感覚を身に着けてもらえるような教育をすべきだね。ま、どうでもいいけど。

ところで話は全く変わるが、うちの住処の大家さんは、今年厄年のようだ。
っというか、ここ一月くらいいろいろあって、こっちも多少影響が出ている。

GWの前の週は、このアパートでボヤ騒ぎがあった。
休日の朝方だったが、5時位にものすごい音がして目が覚める。救急車かな?と思ったが、どうもカンカンという音もしていたので、消防車のようだった。
それが遠くから響いてきたかと思うと、大音量になったまま、すぐ近くで動かなくなった…。

え〜〜? うちっすか?(*o*;)

当アパートは、アパート群という感じで敷地内に5棟のアパートが建ち並んでいる。
我が家はその中の4号棟なのだが、一番道路側の1号棟の辺りでワチャワチャしている感じだ。

日もすっかり上がっていたので様子はよく見えた。現場は、敷地の中というよりは道路側に止まって何やら騒いでいたので、そっちの方なのだろう。

ベランダから見ていたが、火の手が上がっている様子もないので大したことはなかったと思う。しかし休日の早朝だったがもう一度寝直すわけにも行かず、そのままボーッとしながら午前中を過ごした。

とはいえ、その後の現場検証やら修繕やらで、その日はズッと制服を着た人たちが入れ代わり立ち代わり出入りしていたので、落ち着かない日になった。

まあ、あまり関係ない“店子”のこちらとしてはそれで済んでいたが、済まないのは“大家さん”だ。

早朝から夕方まで、ズッと制服組のお相手をしていたようで、疲労困憊のご様子…(^^;)
自分の物件も心配だし、火元の部屋とその周りの部屋の人との対応もあっただろうし、「ご苦労さまです」という雰囲気だった。

そして一昨日の水曜日。
休みだったので一通り朝のルーチンをこなして、昼近くに出かけるつもりで駐車場に降りてきたら、またもや中庭で制服さんと数人が何やら話し合っていた。
ん?ッと思ってみていると、そちらの方から一人、ぼくの方へ歩いてくる、途中から小走りに…。大家さんだった(*^^*)。

「死人が出たんです…」
「え?自然死ですか?」
「そうです。孤独死ってことで、死後2週間くらいとのことでした」
「あちゃ〜〜、ご愁傷様です。事故物件になっちゃいましたね」
「そうですね…。先日の火事といい、もう大変で…(泣」

「ご苦労さまです。」

まだなんか話したそうでしたが、もうこちらも返答しようがないので困ったな〜と思っていたら、遠くから声がかかり、大家さんは帰っていきました。
いやほんと、ご苦労さまですm(_ _)m

そういえば前職の不動産業でも、多くの倉庫や住宅を持っていたので、こんな事はしょっちゅうだったが、担当者はたまったもんじゃなかったろうなw。幸いぼくには、全く影響なかったけど。

あ、そうそう、台風や地震などの天災の前後は多少ドタバタした覚えがあるな。レンタルストレージの見回りとかに人手を駆り出されたけど、ま、3件くらいだったので、大したことはなかったけど。

それはともかく、うちの大家さんはいい人です(*^^*)。
アパート自体は佐倉の市役所や図書館など、城址公園の比較的近くで、JRと京成線の佐倉駅からほぼ同等の距離と、ロケーションとしては悪くないとは思うのだが、自動車がないとかなり不便な距離で、歩きだとどこに行くのも20〜30分は見ておかなければならないという、都会育ちの人間には聞いただけで“ありえん”と思ってしまうレベルだったw。

そんな立地に5棟ものアパート群を持っているのは、結構リスクにも思えるが、都会と比較して元々アパートの相場は半額程度だし、自動車を置くスペースも隣接しているので、まあ、成立しているのだろう。

それでも時間はドンドン経過していく。
この棟でも築35年ということなので、もうかなり手入れが必要な状態だけど、これがナカナカ、しっかりしていて気持ちが良かった。

ただ、手は入っているものの古い部分はそのままなので、お風呂とかガスとか水回り(排水口等)とかに不便を感じることはある。

こんな時はやはり、大家さんとの関係が大切だ。

うちの大家さんは、棟内の一軒家に住んでいるのでしょっちゅう出会うし、問題があって不動産屋に電話さえできれば(ここがミソ!)、ほとんど秒速でやってきてくれる(*^^*)。

「ピンポ〜ン、大家です!」って感じwww。
そらもう、いいヤツです。

いいヤツ、なんて言うのは、彼が若いから。
どう見ても30代なんですが、いつも一人で黙々とアパートの手入れをしてます。とにかくいつも、何かしら直したり塗ったり穴ほったり埋めたり、いろいろやってて、「この人、何屋?」と思うくらい多彩な技術を持ってますw。

そんなわけで、大家さんとは良い関係を保っているし、それ故ここでの生活も快適なわけだが、こういう事もあるので毎日が飽きない。

でも、大家さんなんて一見悠々自適な生活をしてそうだが、いやいやどうしてナカナカ…(^^;)
前職なんかも山程物件持ってたから、修繕係りの社員が5名ほどいて、その内3人はほとんど会社に出てこなかった…。
たまに物件を回ってると、その時に玄関先に座り込んでなんか仕事してる奴がいてその社員だったりで、「お、久しぶり!」なんて挨拶したりしてw。

物件が新しいうちは良いけど、10年を過ぎるとそろそろいろいろ出てくるから、大家さんも忙しくなってくるね。

ご苦労さまです。
仕事って、楽じゃないですな(´・ω・`)。

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