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ペット飼育におけるネグレクトについて考える。<拾壱>

※ これは、ペット飼育ネグレクト疑惑動画をupしているYouTubeチャンネル『やまねこと猫』の動画を振り返り、問題点を検証していく記事である。

■ 根拠

全てにおいて根拠がほしい。
ロロは沈着病という珍しい病気と診断された猫である。
今後、同じ病気を患う猫が現れないとも限らない。
もしも沈着病と診断された猫の飼い主が出たとして、様々な情報を集めに『やまねこと猫』の動画にたどり着く可能性はゼロではない。
そのためにも、いまおじさんがロロに対して行っていることについての根拠が知りたいのだ。

◇ 沈着病に関する根拠

1.どのような検査をしたのか
MRI、血液検査、それらを含めた精密検査なのか。
何を判断して『沈着病』と診断したのか。
医師による診断を、飼い主が理解できないままにしている理由。

2.患部
脳のどういった部分が悪いのか。
その患部が悪いとどのような症状が出るのか、またはどのような障害が引き起こされるのか。

3.治療方針
不治の病と診断され余命宣告までされたロロの、基本的な治療とは何なのか。
進行を遅らせるための投薬か、症状を和らげるための投薬なのか。
薬の種類は何か。

ロロは障害を負っているのか、病気を患っているのか。
またはその両方か。

◇ お風呂に入れる根拠

おじさんはロロの血行促進のためにお風呂に入れると発言していたが、それは何を根拠に語るのか。
人間にとって効果のあるものでも、猫にとって効果が出るとは限らない。
猫は水を苦手とする子が多いと聞く。
ロロをお風呂に入れることにより、無駄なストレスを与えているとは考えないのか。
日々の世話であるオムツ交換を必要最小限に留めるための入浴であるなら、言語道断である。
猫にとっての血行促進はブラッシングで促されることがあり、グルーミングできないロロにとってこれが最適解と思うのだが、なぜ執拗に入浴することにこだわるのか知りたい。

◇ 減薬することの根拠

数度にわたり、おじさんはロロの薬を自己判断で減らしてきた。
その方法というのは、調子の良さそうな日の朝や夜などの1回分を与えないというものであるが、それは獣医の指導があってしていることと語っていた。
あまり聞かない減薬の方法であるが、正しい減薬方法なのか。
人間に限っての話だが、こちらのウェブサイトを参考にすると急な減薬ではなく、やはり長期にわたる減薬の方が体への負担は少ないように思う。
人間と猫を同一に考えてはいけないと思うが、人間でさえこのように長期の減薬が必要なのに、猫であるロロにとっての減薬はこんなに急激なもので構わないとは思えない。
これが本当に獣医による指示なのか、音声ファイルなどで証拠を示してほしい。
また、減薬してからのロロの様子について、『調子良さそうです』の一言で済ますのではなく詳細を語ってほしい。
それは発作が起こらなかったことや排便の様子ではなく、獣医の診察においてどのように調子が良くなったのかという、信頼できる情報が欲しいということ。
『少なからず影響のあるチャンネル』だと自負しているのであれば、誤情報の拡散は避けたいところだと思うのだが、おじさんはそうではないのか。
できるだけ詳細な信頼できる情報を提示してほしい。

■ キャンペーン

ペット飼育におけるネグレクトについて考える。<捌>』において掲載したキャンペーンはまだ継続中となっている。

YouTubeのやまねこと猫の不適切飼育をやめさせて、管理できない頭数は里親若しくは保護団体へ。これ以上炭治郎のような健康管理のできない猫を増やさないで欲しい。

こちらのキャンペーンは不適切飼育を改めることと、炭治郎のように短命の猫をこれ以上出さないために頭数管理を目的とするものである。
この賛同については本名でなくても票を投じることが可能となっており、賛同頂けたら幸いに思う。

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