ダンサーインザダーク

こんばんは。
今日私が視聴した映画は「ダンサーインザダーク」でした。
鬱映画として人気です。
私もこの映画見てると妙な気分になって来たので、この読後感(?)をシェアします。

総評
ダンサーインザダークを観ていると、「悲しみ」とか「開放感」、「不快感」とか場面場面で色んな気分に染まっていく感じがありました。気分を誘導するものって日常生活にそうそうないですが、映画ってその一つですよね。
視聴体験としてとても価値のある映画でした。


序盤はセルマに感情移入して「どうしてこんなことに」「誰か助けて〜!」とどんどん状況が悪くなるにつれて無力感が増して来て、自分の命がかかった大事な裁判の途中に妄想し出したあたりからムカついてきました。
「何してるん!」
「で、また歌うんか??」
「ほら歌った!」
とセルフツッコミ入れてました。ごめんセルマ。

でも、セルマは客観的に見て全く、いい母親ではないと思います。

snsで「夫に求めてるのはサプライズじゃなくて日々の積み重ね」みたいな妻の愚痴をよく拝見しますけど、まさにそんな感じで、息子がセルマに求めてるのもサプライズ(病気の治癒)じゃないんですよ。。

セルマ自身の子供を愛したい気持ちはとても強いみたいですが、、

たぶん、私がセルマへの共感を諦めた瞬間にセルマも自分自身を諦めていたんではないでしょうか。

そんな感じでした。

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