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「美しき香蠟梅」

蠟梅の
脳刺すよな 
貴き香

また会えた
黄色の君
今度はマスクを外して

花近寄らせ
香るか否か
胸高鳴らせ

その香
脳の髄まで届くような
高貴な香り
 
目には美しく
その香りは気高く
いにしえの時に誘われるような

嗜みはなくとも
お茶を点て
庭からの景色があれば

何を望もうか
美しきものは
見つめるだけでいいのだから

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