見出し画像

私にとって『文章を書く』ということ。

書くことが好きだ。

私は何のために文章を書くのだろう。
好きだから書いている、と言ってしまえばそこまでなのだけど、それはそれで何だか味気ない。

いつか書くことに迷った時に立ち返れるよう、今現在の私の考えを残しておこうと思う。


①頭の中を整理するため

色んな感情が溢れて何を言いたいのか分からない時がある。そんな時、私は頭に浮かんだ言葉をひたすら並べてパズルのように組み合わせて文章にして行く。すると、少しずつ整理されて自分の中の真意が見えてくるのだ。

この瞬間が、なんとも言えない気持ち良さで、私が文章を書くのをやめられない所以でもある。

時には書いている内に予想外の方向に導かれ、「私ってこう思ってたんだ…」と気付かされることだってある。その度に私は、自分が自分じゃないような、不思議な感覚に陥る。
②忘れたくない景色を記録に残すため

私はとにかく忘れっぽい。
ある時は買い物に行き、お金を払って満足して商品を忘れる。またある時は財布をレジに忘れる。今まで何度「お客様~~~!」と呼び止められたことだろう。

このように、何か別のことを考えた瞬間にさっきまで考えていたことが一瞬にして脳内から姿を消してしまう。そのため、いつからか何にしてもメモに書き溜めるのがクセになった。

ライブや日常だってそうだ。どれだけ感動したライブも、忘れたくない日常も、日が経つにつれて記憶は遠のいていく。それを文章に留めることで、色や景色、匂い、感情など、その全てを瞬間冷凍するかのように、「文章」という形でできる限り残しておきたいのだ。
③感情や思考を誰かと共有するため

同じLIVEや映画、同じ景色を見たとして、抱く感情は十人十色である。あなたにはあなたなりの感じ方があるように、きっと私には私にしかない感じ方があるはずだ。

それを誰かと共有したいのだが、生憎私はあまり話すことが得意ではない。そんな私にとって、口では伝えきれない細かい部分まで伝えることが出来たり、納得いくまで修正ができる文章はうってつけだった。

私の日々の些細な出来事を見てクスッと笑ったり、新しい音楽を知るきっかけになってくれたら嬉しい。


私はいつも、手紙を書くような感覚でこのnoteを書いている。
覗いてくれているあなたの感情を、少しでも動かすことが出来ていたら良いなと思っています。


最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?