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精神医学は、死へと誘う

「精神医学は、死へと誘う」

作られた「心の病」と「抑圧」の世界。


小倉謙氏の著書のタイトルです。
Kindleで無料で読めます。

前々から読もうと思ってましたが、
最近やっと読みました。


サクッと読めますよ!

いやぁ
いい本でしたねぇ。
ワンダフル!!


私もブログで、
精神医学の歴史を何回かに分けて書こうと、
思ってました。

けっこう
精神医学の歴史関係の本も読みましたし、
要点はノートに書いてあるんです(笑)

でも、
けっこう大変なんですよね。

ドイツを中心としたヨーロッパでの歴史。
アメリカの精神医学の歴史に触れないと、
日本の精神医学の歴史も語れないし。

この小倉氏の本は、
精神医学の歴史を素晴らしくまとめてくれてます。

歴史的な読み物としても、
非常に興味深く面白い。

著名な人物は写真入りですし、
読んでいて退屈しません。


精神医学が絡んでる、
有名な欠かせない事件
もしっかりと
取り上げてます。

日本の
オウム真理教の事件も書かれてましたよ。


向精神薬を減薬断薬するのに、
精神医学の歴史まで勉強する必要なんてないじゃないか!


言う人もいますが、


徹底した
精神医学への理解というのは、
けっこう大切
と思います。


歴史といっても過去だけのことじゃありません。
その歴史が現代に繋がってるのですから。

そして、 
精神医学の歴史を知れば知るほど、

精神医学は「医学」でも「科学」でもないという、
小倉氏も訴えてる内容が、
ちゃんとしっかり理解できます。



小倉氏も言ってます。


敵を知らずに戦うことはできない。

と。


小倉氏がこの著書に書かれてることは、
簡単に言うと、

精神医学は医学なんかではなく、

人々を負(死あるいは破壊)の方向へと
誘うだけのこと。


心の問題を解決したことはなく、
それどころか、
人々を衰退に導くだけ。


最後に
精神医学が拡大すると、
こんなことが起きるという11の項目を
紹介します。


精神医学が拡大すると、、、、

・個人の健康が損なわれる
・家庭が崩壊する
・子供の数が減る
・犯罪が増える
・薬物が蔓延する
・人々の働く能力が奪われ産業が衰退する
・敵対や戦争が増える
・医学の価値が衰える
・狂った教育が増える
・正気な司法がなくなる
・国家が破綻する



以上

この本は「必読」な気がしました。

精神科の待合室に
一冊は置いて欲しいですね。


小倉氏、
もう一冊本を出版しました、
時間ある時に読んでみたいと思います。


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