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中学生の僕が“貧困”について考える (6)インタビュー結果! A junior high school student think about poverty (6)Interview to person in slum

こんにちは!Koutaです!!

前回はフィリピンの貧困層の人たちがどんな住まいに住んでいて、どんな食事をとっているのかを主に紹介しました。

今回は、フィリピンのマニラにあるハッピーランド(スラム)に実際に住んでいる方にインタビューしてみて分かったことについてまとめていきます!!

今回は通訳を介して、スラムの住人にスマホのメッセンジャーを使いインタビューを受けていただきました。ちなみにそのスマホは、スラムの近くに住んでいるお米屋さんから借りたそうです。


[English]
Hello! Last time I wrote about what kind of house and foods do people of Philippine′s poverty use.

I did some interview to person who lives in HappyLand(slum), so I will write about it in this article!!


インタビュー相手 interviewee

フィリピンのマニラのスラムである、ハッピーランドに2012年から住んでいるシングルマザーボラネスさんに取材をしました。

※8月半ばに取材

[English]
Ms.Bolaness (who lives in Philippine′s slum, HappyLand from 2012)


Q.生活費はどうやって稼いでいるのか

A.仕事がないので、母の仕事(魚を釣って売る)の手伝いをしています。政府に生活補助金を申請していますがまだ届いていません。
そして、魚を少しもらったりして暮らしていますが、魚がもらえない日もあります。収入がないので暮らしは苦しいです。

近所では生活費を稼ぐために盗みをしている人もいます。

Q.今、幸せですか??

A.7月に大きな火事があって(8月半ば取材)家にあった服や道具を全て失いました。すごく悲しい状況です...

Q.火事について教えてください

A.朝6時ごろに火事が起こって急いで子供と逃げました。近所の人たちと避難所に行きましたが、新型コロナウイルスが流行っているので入れませんでした。
近くの教会に助けを求めて入りました。すると、食べ物やミルクをくれました。

火事のあとは政府から布団や食べ物を少しもらいました。


Q.今一番必要なものはなんですか?

A.やっぱりお金です。コミュニティーから米や缶詰はもらったりしていますが、ここは衛生環境が良いとはいえないので子供が病気になり治すための薬が必要な家族はたくさんいます。

薬を買うためにコミュニティーからもらった米や缶詰を売っている人もいます。薬を買うために近所の間で盗みをしている人もいます。


Q.あなたの夢はなんですか?

A.子供が笑顔で成長することです。自分が犠牲になっても良いので、少しでも子供の生活を楽にしてあげたい。


ヒトコト

インタビューをするとインターネットでは得られないような情報、情報として保存できないようなもの(話し方から伝わる感情など)が伝わってきました。

そして最後に、

「普段は誰も私たちのこと見てくれない、だから話を聞いてくれて本当にありがとう。」

と言われました。

そういう人たちを助けられるように、できる事から頑張っていきます💪


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