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クリミアについて

今回、クリミアを旅行することになった背景だが、私の妻の双子の妹が住んでいて、また妻の父親の両親も住んでいるからである。
彼らに会いにクリミアを訪れ、約10日間滞在した。今回はクリミアについて、歴史的にどんな場所かを簡単に述べる。


○クリミアの歴史的背景
・場所 (下記画像は2019年8月の外務省の情報)

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写真の青い線で示したところがクリミアの場所である。黒海に面しており、かなりヨーロッパ側に位置している。
国際的にクリミアはウクライナ領であるが、ロシアは自国の領土だと主張している。
2014年にロシアがクリミア半島での混乱を治める名目で、軍を派遣した。その後、住民投票の結果を踏まえ、ロシア編入を宣言した。
こうした事情もあり、日本政府はクリミアに対して、
『ロシアによる不法占拠により,ウクライナ政府の統治が依然及んでいないため,どのような目的であれこの地域への渡航は止めてください。』
と勧告し、危険レベルとしてレベル3を認定している。
※ もしクリミアを訪れる人がいる場合、自己責任で行ってください。

私は妻に押し切られて、この地へ行くことにしたが、いかに安全な場所であるかを力説された笑 そもそもクリミア在住の人からしたら、ロシアが編入してきたことは嬉しいことのようだ。   (ロシア人で実際にクリミアに住んでいる親戚の意見である。)

○クリミアへの行き方
ロシアはクリミアの地を自国領だと主張しているため、ロシアビザがあれば自国内の移動になり、クリミアへ行くことができる。
日本→モスクワ→クリミア 
の経路で行くこととなった。

乗り継ぎも含め、だいたい15時間程度かかるので行くだけでも一苦労である。入国審査はモスクワで行うので、そこさえ通過できれば、クリミアにある空港では何も審査はされなかった。

○歴史的な出来事

クリミア戦争
1853年に始まった戦争であり、フランス・オスマン帝国・イギリスを中心とした同盟軍とロシアとの戦いである。

ヤルタ会談
1945年、第二次世界大戦後の処理について、ヤルタ協定を締結した場所がクリミアである。アメリカのルーズベルト、ロシアのスターリン、イギリスのチャーチルら首脳が集まった。      (ヤルタ会談の舞台は観光地となっており、下記写真は実際に訪れたときに撮ったものである。)

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次回からは、実際に訪れた場所や、私が感じたことを書いていこうと思う。

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