オタクなりの婚活 #3


“3.マッチングアプリ戦術 戦いは数だよ兄貴!私の戦い方は簡単。「いいね!」を贈り続けるだけ。”

昨晩、勢いに任せて書いた文章を読み直すと、自分が碌でもない奴であるということを認識されられる。
しかし間違ったことを言ったつもりはない。戦いは数だよ。

とはいえ単純に「数をこなすこと」は即ち成功に繋がるわけではない。
数多の試行回数の裏には数多くの失敗があり、そこから謙虚に学びを得た回数こそが自身を成長させる原動力になるのだ。行動→失敗→反省→改善→行動...のサイクルの果てに積み上がるものがあるのだ。

ヒットレシオ × 試行回数 = モテ

上記は有名な方程式であり、直感的には間違ってはいないとは思いつつも、自分は嫌いだ。反省がない。成長がない。思いやりがない。その果てに心の安寧は訪れるのか。

マッチングアプリ戦歴

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上記図は2015年のマッチングアプリ登録以来のマッチング数と、推定される「いいね回収率」をまとめたものである。100回「いいね」を送って、2~3回マッチングする。その中からメッセージのやり取りが続くかどうか、そして実際に会えるかどうか。1回初顔合わせで会ったとしてその後は継続するのか。100→3→1→0と減少していく。果てしなく低い確率である。

自分はこれを「砂金採り体験」と呼称していた。ハッキリ言って正気の沙汰でない。やることなすことすべて空回りし、時間とお金と自己肯定感がみるみるとすり減っていくのだ。

人生楽しむ

転機が訪れたのは2019年。いろいろなことが重なり、人生を楽しめるようになってきた。一番大きいのは、ドールをお迎えしたことだろうか。
ドールの力はすごい。これは別の記事で書きたい。
なにせ相手にフェードアウトされてもノーダメージだ。人生楽しいから。
アポイントメントをすっぽかされてもノーダメージだ。人生楽しいから。

その頃からだろうか、むしろ婚活を楽しもうと思い始めたのは。
相手を楽しませたら「勝ち」みたいな。結果を気にしなくなった。
その結果、「結果」がついてくるようになった。

肩の力を抜いたら、きっとうまくいくようになる。

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