まろやかさん

夫の海外赴任によりシンガポール在住。社労士からの東南アジアスタートアップ支援。3人の子…

まろやかさん

夫の海外赴任によりシンガポール在住。社労士からの東南アジアスタートアップ支援。3人の子育てしつつ、思ったこと感じたことを書きます。

最近の記事

死んだらバカは治らないけど

"バカは死ななきゃ治らない"という言葉を、改めて自分なりに考えてみました。 まず、バカ(馬鹿)の定義ですが、 物を知らないことが、馬鹿の語源ではありますが、本当のバカは物を知らないってことではないかもしれない。と、アラフォーになった私は思います。 なぜなら、世の中のあらゆることを熟知している人なんてほとんどいないし、そういう知識の塊の人でも生きる知恵は無かったりする。 そういう色々な人に出会うなかで、本当のバカは、命を粗末にする生き方をしている人、一生懸命生きていない人

    • ネオニホンジンになりたい

      海外に行くと、その土地土地の人々の反応から、現在日本人がどのように思われているか、どんな存在なのかを知る機会がある。 私は普段、シンガポールに住んでいて、そこでは個人的には日本人の全盛期は過ぎたよねという空気を感じている。 しかし、古き良き国でありまだファンもいる。という、時節ほのかに好意的な視線を受け止める。 今回はバリに旅行して、日本人に対する空気をまた全然別のものを感じたので書き留めたい。 まず驚いたのは、日本人とみるとカタコトの日本語で話しかけてくる人の多さ。

      • ゼロイチの大変さを乗り切るための要素

        久しぶりの投稿です。 現在は、日本での約10年間の社労士経験を経て、東南アジアのシード期のスタートアップ支援に関わるようになりました。 また、3人のやんちゃ盛りの子育てにも奮闘しています。 特に小学生1年生の男の子が、スポーツを始めたのですが、最初は負けてばっかりで、負けるのが嫌だと泣くのですが、、 また、ゲームでも同じく、最初は弱いので例えば子ども将棋でも負けて帰ってきて、もうイヤだとなる。 それをなだめていると、この辛さと、スタートアップ支援でのゼロイチからの大変

        • 海外で日本人を育てることへの思考

          海外に住んで3年目。現在、子ども3人を育てています。 今回の話をする前提として、日本にいたときも海外にいても、日本人といっても色々な人がいるという実感があります。 例えば、ミックス(あるいは、ハーフという呼び方)で見た目が日本人ぽくはなくても日本人だったり、ずっと海外に住んでいて自分の名前を漢字で書くのが出来ない日本人も世の中にはいて、その方を批判したいわけではありません。 様々な形での日本人が存在するなかで、自分はどう子育てをするか? それを考えたいだけです。 な

        死んだらバカは治らないけど

          多民族国家での見た目の重要性

          シンガポールに住んで感じるのは、どんな洋服を着るか、というのが、非常に重要だと言うこと。 着る洋服によって、日本人に見られたり、中華系に見られたりするのが変わります。 つまり、こんな格好をしているのは〇〇人というイメージがあるということ。 バティック柄を着ていたときには、インドネシア人に間違えられたことも、、いや、めっちゃアジア系の顔なんですけどね。 日本にいたときも今も、ジーンズにTシャツという楽ちんな格好が好き、というか、小さい子がいるママだから鼻水つけられてもい

          多民族国家での見た目の重要性

          働き方改革で、生産性を落とす原因になっているかもしれないこと

          シンガポールに住んでいると、たまに日本のニュースにびっくりすることがある。 例えば、このニュース。 JR西日本の運転士がサングラス試験着用 日本に住んでいたら、ふーんで聞き流していたとおもう。 でも、まぶしかったら、サングラスをつけるのは普通のことでは? まぶしいかどうか、人それぞれ。 サングラスをつけるのにルールが必要なのが、日本だなぁと。 本来、自分に快適なスタイルは自分が一番分かっているので、わざわざ、ルールを作ってまですることではないレベルのこと。 そのル

          働き方改革で、生産性を落とす原因になっているかもしれないこと

          やりたいとき、出来るときにしかやらないイクメンは、なんだか納得いかないわ。

          やりたいとき、出来るときにしかやらないイクメンは、なんだか納得いかないわ。

          寛容の心と未来

          シンガポールに住んでいると、タクシーにすんなりと乗れないことも多い。 ベビーカーがあるときなどは、手をあげても無視されることがあるし、 例え停まってくれても、行き先を告げると、 そっちには行かない、と断られる。 あらかじめ、行き先を入力した上で、呼ぶグラブタクシーなら、呼び賃が別途かかるが、 だいたいはちゃんと来てくれるので、良く利用するようになった。 何が言いたいか、というと、 ここで学んでいるのは、他人の都合に振り回されることによる、寛容の心、だ。 まずは

          寛容の心と未来

          約70%の世界

          日本人同士だと、コミュニケーションはとてもしやすい。 KYとかいうけど、それこそ相手の表情とか、言葉と言葉の間合いとかから空気を読む芸当は、 海外ではされない。 では、日本でも外国人が増えたらどうなるのか? きっと、当然ながら今より言葉で説明しなければならない。 でも、それだけにとどまらず、 実は、さらに、もっと困難なことが待ち受けているかもしれない。 シンガポールには、中華系、マレー系、インド系、が多数を占めている。 ローカル幼稚園の先生もそんな感じで、ミッ

          多民族国家になりつつある現実

          日本はいま、はっきりとした自覚のないままに多民族国家になりつつあります。 “はっきりとした自覚”、と書いたのは、なろうとしてなっているわけではなく、 仕方なしに、気が付いたら、そうなっていた、というのが現状だと思うからです。(たぶん) ただ、それではすべてにおいて後手後手になるのではないでしょうか、、 意識をもって、なりたい姿を描かなければ、多民族国家のメリットを享受出来ず、デメリットだけを得ることになりはしないか危惧してしまいます。 日本人にとって、いま一番居心地

          多民族国家になりつつある現実

          多民族国家になるには

          これから益々、日本でたくさんの外国人が生活するようになる日は遠くない。 現在、私はシンガポールにすんでいます。 シンガポールは、まさに多民族国家。 そんな国の現状が、これからの日本に参考になる点もあるかもしれません。 多民族国家の海外に住んで気づいたこと。 それは、それぞれの文化風習は尊重されているということ。 細かく言えば、フードコートにはハラルとノンハラル用の食器片付け棚があったり、 入院した病院の病室に、メッカの方向を示す小さな矢印があったり、 スーパー

          多民族国家になるには