活躍する独立診断士から学ぶ６の２:痩せたいなら独立せよ！？とは

3 lines summary
​(1)「痩せたいなら独立することをおすすめします」苦笑
​(2)さて痩せるにはどうするのか
​(3)成功している人は苦労している方は多い

本稿では独立診断士からの学びの要点をお伝えします。前稿に続き、長野県診断士協会副会長の中澤先生の診断士としてのセカンドキャリアのお話から印象に残ったワードを考察していきます。

参考：中澤先生のプロフィールはこちらをご覧下さい。
株式会社マネジメント・リライアンス
https://www.m-reliance.com
中澤先生のFBページ
https://www.facebook.com/toshinari.nakazawa.1

★前回はこちら★

(1)「痩せたいなら独立することをおすすめします」苦笑

前稿の通り、先生は今の事業の軌道にのるまで非常に苦労されていた。特に独立直後は非常に苦労されており、正に痩せ細る状況だったとの回顧があった。

御講演時当日はリップサービスもあり「痩せたいなら独立することをおすすめします」という話があった。話の流れもあり、その場は談笑に包まれた。

筆者も痩せ細るのは困るなと苦笑いしたものであるが、ただこの話は意外と深いなと思い考察してみたい。

​(2)さて痩せるにはどうするのか

筆者はご多分にもれず中肉中背メタボ予備軍、である。なんとか痩せたいと思うわけだが、筆者の発想は例えば食事をコントロールする、運動をしたりジムにでも通おうかと考える、と月並みな発想である。

ただこれは企業人としてありがたい事に曲がりなりにも現在安定した生活基盤があるから生まれる発想である。もちろんこの安定を求め企業勤めする面もある訳だが、独立を志向し実行するという事はそれがない訳である。

特に事業が軌道に乗るまでは大変である。事業が軌道に乗ったとしてもその軌道を維持させるのが大変である。実際、先生のお話の中にもそのような回顧があった。

​(3)成功している人は苦労している方は多い

これまで何人も独立した方の話を直接聞いてきた、又、成功している経営者の社歴や自伝などを学んでいるが、成功を収める前に多くの苦労談を聞く知ることが多い。

もちろん全てを投げ打たないと必ず成功しないというわけではないとも思っておりそういう話もあるわけだが、苦労をされている方が多いとのことも事実としてある。これは別に独立に限らず、企業内でも成功している人はその企業で多くの苦労をしている人が多いであろう。

苦労を買ってでもせよ、は筆者もさすがに古いと思う。無用な苦労はする必要は決してないわけである。ただ、自分が必要だと想ったことに対して必要な努力を重ね、それは時に痩せてしまうほどの苦労が伴うこともあり、その先に道が開けるのであろう、との筆者所感である。

以上。