めくるめくトレーディングカードの世界
毎日Hummingしたくなる。
「まるまが」は、そんな”富山ステーションシティのあるくらし”をちょっとずつご紹介していく『まるっと マガジン』にリニューアル!
第3回は、年々人気上昇中のトレーディングカードの世界についてです。
【Vol.3】めくるめくトレーディングカードの世界
年々加熱していくトレーディングカードの人気。そのルーツをたどりながら、人気の秘密を探ります。富山でのカード人気を支える『COMPOFF』と、『BOOKOFF』を備える富山山室店が、この9月、マリエとやまに移転オープン!
トレーディングカードのはじまり
1993年、アメリカで誕生した「マジック:ザ・ギャザリング」が発祥と言われるトレーディングカードゲーム(以下TCGと略)。これを口火に、TCGは世界に広がり、日本では「ポケモンカード」「遊戯王」「デュエルマスターズ」の3タイトルの人気が目立っています。トレカと略されることが多いトレーディングカード自体は、19世紀後半のアメリカにて、販売促進目的でタバコに同封されたシガレットカードに、やがてコレクターが現れるほど人気が出たことに由来するという説も。ナンバリングやイラストに添える解説文など、収集意欲を刺激するようなポイントが散りばめられるというシガレットカードの要素は、今のトレカにも大いに反映されていて、TCG目的でなく、コレクションのためにトレカを買い求める人も大勢います。
トレーディングカードゲーム人気の歴史
コレクションが目的となる場合が多かったトレカですが、トランプやUNOの発展形として創作されたカードゲームをさらに発展させた卓上ゲームがTCG。世界初といわれるTCG「マジック:ザ・ギャザリング」は、テーブルトークRPGやシミュレーションゲームのプレイヤーたちに支持され、世界中で大ヒットしました。
日本で最初に発売された国産TCGは、1996年発売の「ポケモンカードゲーム」や「スーパーロボット大戦スクランブルギャザー」。いずれも大人気となり、同年に発売された「マジック:ザ・ギャザリング」の日本語版や、当時、少年ジャンプで連載中だった「遊☆戯☆王」のなかでTCGを題材にした話が描かれたことも日本でのブームの一端となりました。その後、1999年に「遊☆戯☆王オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズ」が発売、2002年に「デュエル・マスターズ」も発売。「ポケモンカードゲーム」とともに、いまだに人気が続くモンスター級のヒットとなっています。
COMP OFFのTCG
富山のトレカ/TCG人気を強力に牽引するのが、県内『BOOKOFF』と併設する『COMPOFF』です。富山県に3店舗ある『COMPOFF』は、富山ではまだそこまで盛り上がっていなかった2015年から、公認または独自のTCG競技会場などの場を設け、広く北陸のトレカの拠点としてファンが集まるスポットとなっています。また、その仕掛け人とも言うべき「モルさん」は、県内『COMPOFF』のお馴染み店長。現在は、2022年9月に移転オープンのマリエとやま店の店長として、富山のトレカシーンを熱く盛り上げ続けます。
人気のカード
デュエルマスターズ「天災デドダム」は64人規模の公認CS大会でベスト8以上になるともらえた賞品カード。今はもう配布が終了しており、入手にする機会も限られている。
ポケモンカード「リーリエ」は2017年10月に発売されたシリーズの一枚。通称・がんばリーリエ。描いているイラストレーターの人気過熱とともに、価格も高騰中!
BOOKOFFとCOMPOFF
書籍や雑誌、マンガ、音楽&映像ソフト、ゲームなどを買取販売する「新古書店」。開店してから21年となる山室店が、9月16日『COMPOFF』とともに、マリエとやま5Fに移転しました。売場面積も増え、在庫アイテム総数30万点以上とパワーアップリニューアル!
新生「COMPOFF+」では、トレカのほかにも、フィギアやアニメグッズなどホビーアイテムを充実させています。ずっと探していたお目当てグッズもここで見つかるかも。
トレカやホビー、パソコン機器などを取り扱うのが『COMPOFF』。2022年9月の移転オープンにより、100坪強の売場面積に拡大。主にトレカに特化する「COMPOFFカードバッカー」と、ホビーやアニメグッズ、スマホなどを扱う「COMPOFF+」というより専門性の高い店舗展開をしていきます。
新たに生まれ変わるマリエとやま、そして富山ステーションシティにぜひ遊びに来てください。
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【第1回】マリエとやまのこれまでとこれから
【第1回】リアルユーザーが振り返る「マリエとやま」