3日で進撃の巨人29冊読みました #進撃読書会

さっき進撃の巨人29巻を読み終わりました。27巻読んだ後はものすごく読みたくなったので紙で読みました。

これに乗っかってざくざくと再読祭を開催してました。

とりあえずわたしと進撃の巨人の入り口から書くと、わたしはもともとSound Horizonのファンで、タイアップ専門名義であるところのLinked Horizonのタイアップ先が進撃の巨人だったのがファーストコンタクトでした。

紅蓮の弓矢新規と見せかけて、アニメ1話を見てこれ無理だわと思ってフェードアウトしました。内臓が飛び出る系のグロ(映像)は無理。

でもそんなことを言いながらもCDは全部買ってたし(ファンなので)
配信限定の曲も買ってたし(ファンなので)
直前まで何をするのか公開されなかった進撃トーク&ライブは当然ながらFC先行で押さえ(貴重な供給なので)
大阪一般開放2日目は数少ない週末公演だったので、紅蓮の弓矢のドイツ語パートが完璧な濃いめのローラン(SHファンのこと)がそろっていてトークパートがキャラデの話だったと思います。

そしてわたしの入り口になったのが2017年5月「進撃の軌跡」発売。

ここまでにひとつちょっと他では考えられないような販促があるんですがここでは関係ないのでお時間のある方は以下のエントリをお読みいただきたい。

いやまだこの時点ではまだ読むつもりはなかったんですよ。
でも発売日に進撃の軌跡を買った進撃ガチ勢の友達が、あまりにも悲鳴と親指をあげて溶鉱炉に沈んでいるので。
ただのキャラソンじゃねえか! と別の友達が言ってるので。

この音楽のバックグラウンドが知りたいなあと思いました。
普段CDが出たら数日後にはライブがあるSH/LHですが、進撃の軌跡ツアーは大規模ツアーであることを差し引いてもアルバム発売日とツアー初日は2ヶ月以上あいてました。さも予習してこいよと言わんばかりに。

Sound Horizonの音楽はバックグラウンドを知ろうと思ったら膨大な知識と歴史を紐解く根気がいるんですけど、進撃の軌跡については進撃の巨人を読めばある程度は知れるので。
でも当時既刊22冊あったので、新規が気軽に飛び込むのはちょっと二の足を踏む冊数。しかも相手はわたしが1話でKOされたグロ描写のあるアニメの原作です。気軽にまとめ買いはできない。
「ここまではある」と言われた冊数まで遠征先の、梅田の漫画喫茶で10数冊一気に読みました。

アニメは見られなかったけど(音と色は鮮明なのでアカンかなと思って)絵は最悪どんなに血まみれでも白と黒と灰しかないし、無理と思ったらやめられると思って。

アルバムが出て2か月後8月の頭、個人的初日を数日後に控えて既刊22冊読み終えました。
「あの王様の頭の中どうなってんだ」と叫びました。
あれだけ「めちゃくちゃかっこいい曲だなー」と思っていた曲が実は「原作22巻までのダイレクトなネタバレを含みます」っていう内容でした。
そら進撃ガチ勢溶鉱炉に沈む。

アニメはそのあと、心臓を捧げよがOPだった3期から見始めて、それ以前のものは総集編で見ました。コミックス派でした。

今回進撃の巨人29冊を一気読みした感覚はまさに「憧憬と屍の道」を通っていく感じ。
進撃の巨人は10周年だけど、わたしの場合は3年。でも3年かけて摂取したものを一気に食べている。
エレン案外さらわれた回数多いなとか思ったんだけどなにより「あれってそういうことだったんだな」って初読時には気にも留めてなかったことが伏線として回収されていたこと、よくわからなかったけど読み飛ばしていたことがわかったこと(例えばユミルが巨人になれていたのはどこからか)、マーレ編に入って以降何かよくわからなかったもの(主に時系列)がまとめて読んだことによってすっきりよくわかったこと。

地下室へ至るまでの道はアニメも見ていたのですんなり入ってきたし何なら声も聞こえた。
最近読んだはずのマーレ編は理解が及んでいなかったのかよくわかるレベルで、一気に読書スピードが落ちたのが個人的には面白かったな。

何をえらそうにという話だけど、総じてよくできた面白い漫画だなあって思いました。

情熱大陸で見たあれはどこで回収されるんだろうってそう思いました。あれが成立するなら安楽死計画は成立しないはずなのと、1話の「いってらっしゃい、エレン」はどこにつながるんだろうっていう思いです。「髪が短いミカサ」はマーレ編の、最新のミカサのことだと思うので。

ということでこの流れで積んである紅玉いづき「進撃の巨人 果てに咲く薔薇」を読もうと思います。

進撃の軌跡はまじでおすすめなので興味を持たれた方は以下のトレーラーをどうぞ。100名近くでステージを作っております。


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