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未来を変える「生命化学思考」力とは?情熱=初速×未来差分!

先日の朝渋講義で、株式会社ジーンクエスト代表の高橋祥子さんの書籍「生命科学的思考力」が、かなり面白かったのでまとめていこうと思います。

1、人間は失敗が前提で生きている

そもそも、人間は淘汰されて成長した生き物。
実は、日本人の2人に1人がガンになり、3人に1人がガンで死亡している。
 「え、もう結構な確率で自分もガンになりそう、、、。」
なぜ、そんなリスクを背負って遺伝子変化をし続けているのか?

変化しないと新しい環境に対応できず、生き残れないからだ。
絶滅しないために、あえて変化をし続けている。

どれくらい打席に立って、どれくらい失敗し、そしてどれくらい変化してきたか?失敗が前提だからこそ、打席に立っている瞬間は「成長フェーズ」と思う!

2、視野が狭くなってしまう原因とは?

「よし、明日から変化して行こう!」と思っても、
「今日は忙しかったし、疲れたし、無理」とか目の前の今この瞬間にフューチャーして生きてしまう。

これは、ただの甘えや堕落だと思ってた。
でも、生存本能的な理由があったのだ!(朗報w)

元々、人間も動物で、いつ狼に襲われるか、いつどうなるか先のことよりも、今この瞬間を精一杯本能にしたがって生きた方が生存可能性が高かったので、人間は視野が狭くなってしまいがちになる。

そうなりがちな人は、「思考をタイムリープ」をする方がいい。
思考を未来に設定して、そのための準備やタスクを決めるのだ。
毎週のタスクリスト、3年後のためのタスクリストを作ってみると、自然と未来へ意識が向かい、未来思考へ変化できる。

3、情熱を持って生きるには?

情熱=初速×未来差分

私はこの言葉がとっても素敵だなって思った。
情熱を持ってから行動する人もいるけど、なかなか見つからず行動できない人も多い。だからこそ、たくさん初速で動いて未来を変えて行くと、情熱が湧いてくる!

では、どうやって行動力を増していくのか?
初速の付け方として、カオスな環境に身を置いて、課題を主体的に捉えられる人と一緒にいるといいという話もあった。

また、行動する中で重要視するのは、未来との差分
それは、変化した部分や違いに注目するのではなく、未来と現状の差分の中で行動を明確にして、不安点を洗い出すことだ。

4、不安や心配になるのは当然!だからこそ・・・

人間は不安になるように作られている。
不安があるからこそ、生存本能が上がり、行動できるからだ。

むしろ、「不安や心配ごと、私がちゃんと生きられるように心配してくれてありがとう!!!」
そんな気持ちで生きていくといいんだと思った。

だからこそ、不安だけに気持ちを持っていかれすぎないように、常に現状と行動に目を向けていく

5、結婚は覚悟、恋愛は非効率?

番外編で、恋愛や結婚についても語っていたが、
人間は恋愛をするが、そもそも子孫繁栄の中で感情の渦に巻き込まれる恋愛は非効率で、結局運命の人はいないという話も面白かった。

結婚は、その人を運命の人だって思う覚悟が必要だって。

お見合い結婚と、恋愛結婚でどちらが長く続くのか?というデータを見たことがあるが、実は恋愛結婚よりも、「お見合い結婚の方が長く続いている」ようなのだ。
それは、お見合いはうまくいくのか定かではないと思う中で一緒に暮らす覚悟をする人が多いからこそ、嫌いな部分が見えても愕然とせず、マイナスにならず暮らしていけるという理由ではないかと分析されていた。

まとめ

運命を自分で掴むという覚悟、そして変わろうという情熱が、今後の人生をよりよくしてくれるのかなと思った。
失敗している自分は「成長への糧」、不安な自分は「原動力」にして、情熱を持って生きて行こうと思えた会でした!

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