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言葉の壁

コロナの影響で、2022.1月は対面からオンライン授業に切り替わった。

日本にいた時は看護師として働いていた為、リモート勤務は不可能。コロナだろうが関係なく職場へ出勤し、仕事をしていた。

しかし留学を始めてから、通学以外で足を動かすことはほとんどなく、オンライン授業になってしまっては尚更。体重は登り坂。泣
家から出ないから、オンオフの切り替えができず勉強への意欲もだれてしまい、悪循環であった。

1月後半からは再び対面授業に戻ったので、勉強へのモチベーションも戻り一安心。

何か新しいことを始めたいと思い、1月からは英語で日記を書き始めることにした。
英語環境に身を慣らす為だ。

志高く頑張ろうと思う反面、学校でどっぷり英語に浸かると、私の脳はパンク寸前。
もう英語は聞きたくな〜いモード。
家に帰ると英語から離れたくて日本語のYouTubeを観て過ごす。

そう、これが現実。笑

留学を経験した友人から
『途中で必ず大きな壁が立ちはだかると思うけど、そこを乗り越えて!』
と言われたのを思い出した。

話したいことはたくさん出てくるのに、それをうまく英語に転換して話せない。言葉がつまる。もどかしい。その繰り返し。

学校にいると、他の生徒がすらすら話せているのに自分ができないのを目の当たりにするため、より落ち込むし恥ずかしくなる。

なぜ他国の留学生は、母国語じゃないのにすらすら言葉が出てくるんだろうと不思議だった。そして気づいた。
彼らは文法や三単現など細かいことを気にせず、思いついたら言葉に出していた。
間違いや失敗を気にしてまず頭で考えて正しいフレーズを描いてから話す私とは違う。

まずは口に出す、間違っていても良い、思いついた言葉を声に出してみる。

そこから私は少しずつ話せるようになった。
他国の友達からも、前より話せるようになってるよ!と評価してもらえて、更に自信に繋がった。

そこからは、とにかく声に出す練習をした。運動不足解消も兼ねて朝の散歩中に独り言を英語で話す、それを録音して聞いてみる。
発音や文の構成などまちがっていないか確認する。ということも実践した。

寒さと孤独と戦いながら、無理せず自分に合ったやり方を模索して、英語環境に慣れさせていった。

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