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アリストテレスの窓

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オンライン教室「アリストテレスの窓」のマガジンです。 「どんな時代でも自分らしく生きる」ために何が必要なのか?日々の子供たちの様子をお伝えしていきます。
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記事一覧

『自己紹介』の授業

先月末(2023年度最後の授業)、各々の振り返りをしつつ、この時期必須の自己紹介について…

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いのちはきもち

生物学者、哲学者、医学者、宗教学者など、専門によって『命』の定義は様々。そんな定義はいっ…

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桃太郎から考える「鬼は外」というソリューション

昔、新聞広告でこんなのが話題になった。 「ボクのお父さんは、桃太郎というやつに殺されまし…

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小中学生が自分を知る方法

小学校高学年と中学生のクラスにて、 生き方や幸福について偉人たちの言葉をヒントに考えたの…

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『集合』の授業から『自分』を考える。

算数や数学って、日常と乖離して難しく感じることが多いので、日常や遊びとの繋がりを感じてほ…

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一番大きい数は、3かもしれない。

子どもたちが数字や算数に親しみを感じてくれたら嬉しいなと、小学一年生の多いクラスにて『家…

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真実は 人の数だけあるんですよ。

新年最初ということで、小学校高学年から中学生のクラスにて、歌会始をして遊んだ。 例えば、俳句を3パートにわけて、ひとりがはじめの5文字、もうひとりが真ん中の7文字、3人目が最後の5文字を自由に考えて、くっつけてみたら目の前にどんな世界が広がるかや、2024年最高に輝いている瞬間を妄想して俳句・川柳を詠むとか。 みんなの頭に浮かんだ言葉を適当に繋いだら、こんな感じの句が偶然できる。 「 チョコレート 毎日、削る 終わったわ」 チョコレートを削るとかわけがわかんないと思い

最高の学び方

『アリストテレスの窓』の1学期授業を子どもたちと振り返った。 子どもたちが作問した思考問…

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「なんで?」「なにこれ?」を面白がる。

気づけばもう6月下旬。 もうすぐ7月だ。 7月といえば、夏休み! 夏休みといえば、自由研究…

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信号と日常と授業。曖昧な自分。

次男「信号が四角い!」 何度か通っていたのだけど、次男に言われるまで見落としていた。 青…

子どもからの質問「どんなときにしあわせを感じるか?」

アリストテレスの窓にて、学びの活性化のためのクラス替えをおこなったこと、新入会者の多い時…

こどもたちにはこううつった。

私の次男がポツリとつぶやいた一言。 駐車場に舞い降りた花に何を感じるか。 アリストテレス…

あなたの目にはどううつる?

駐車場でみつけたぺったんこの花。 次男がじっとみつめてポツリ。 「かわいそう」 私は、遠…

昨日は昨日でなく、トマトはトマト。

3歳次男の「昨日」は昨日ではない。 一昨日も昨日、 3日前も、半年前も昨日。 次男にとって、『昨日≒過去』なのだ。 明日も一緒。 日曜日にいったところが楽しいと、 「明日も来る!」 でのこれは保育園や仕事を休んで連れて行ってではなく、 「また」とか「今度」来たいという意味なのだ。 だから、「明日はお仕事だから、連れていけない」と戦う必要はなく、 「また今度、来ようね」でいいのだ。 それが最近、「前に」とか「今度」を使うようになった。 昨日は昨日で、明日