【カメラレンズ】どの焦点距離が使いやすいかを考えてみた。(135mm,14mm)

 今回は表題の通り、中望遠である135mmと超広角の14mmの焦点距離について考えてみた。用途がはっきりしていないとどちらも扱いにくいなと改めて感じた。

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135mm
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 単焦点レンズとしては正直使いにくく、ズームレンズとしては扱いやすい印象だ。
特に風景に使いやすい。風景で切り取りたい部分はそこまで広くないことが多く、むしろ狭いくらいである。大きい景色のうち、特に綺麗だと思うところだけを切り取りたいと思うようになるためだ。例えば、朝日を撮る場合だと、太陽を主役として構図を考えるので寄りたくなる。

 だから私は風景撮影に行く際は単焦点、ズーム関わらず望遠寄りのレンズを持っていくことが多い。私の撮影にとって、夜の風景の主役が超広角なら朝方は中望遠に取って代わる。だから超広角と中望遠のコンビをメインに撮影を行っていた。

 話は戻って、135mmについて。この距離は日常的に使うならかなり近い。近すぎるといってもいいだろう。だからこそ撮りたいものがないと使わない焦点距離になってしまう。私はこの距離でどのようなものを撮っていたのか少し振り返りたい。

撮影したもの
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 桜などの花を前ボケ込みで撮影。
 ポートレート撮影でボケを生かしたいとき。
 風景撮影
 
 色々と書いたが、実はあまり使っていなかったようだ。
 中望遠ズームのレンズの場合はあとで見返すと意外と使っていたりする焦点距離だが、単焦点だと取れるものが限られるのでどうしても撮りたいシーンがない場合はベンチウォーマーになりがちな焦点距離であるのは確かだが、なんとか使っていきたいものだ。
 防湿庫のHektor 135mm F4.5をなんとか使ってみたい。このレンズは色味があっさりしていて・・・余談になるのでまた今度にしよう。

 ソニーのFE 135mm F1.8 GMは店員さん曰く、撮ったものがなんでもふわふわする魔法のレンズであると豪語していた。作例を確認したら確かに被写体以外はファンタジックにボケていた。このレンズのようにF値が低ければあえて使いたくなるものになるのであろう。うーん、F4.5・・・

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14mm
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 率直に使いにくい。
 何よりも広すぎる。それを求めて手にいれるはずなのだが、以前に記事で触れた21mmよりもさらに広いために不要なものが入りまくる。さらにパースがキツくなる。メーカーによってはかなり巨大なレンズになってしまう。
 ズームレンズで14mmスタートのものもあるが、超広角には変わりないのでこちらも用途がなければベンチウォーマーになりがちだろう。

 だが、このレンズを購入する人は明確に用途が決まっていると思われる。おそらく星・風景撮影を行う人だろう。

 現代の超広角のレンズはF2以下という大口径のものが多いために夜間の撮影に向いている。また圧倒的に広い範囲を捉えることができるので星撮影や風景撮影に好まれるのだ。

 星撮影なら天の川と風景を一緒に収めることも容易だろう。

使用用途
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それ以外の用途を考えてみる。
私の体験ベースだと、

 建物を中心としたスナップ。
 室内での写真・動画撮影。
 ポートレート撮影

意外と使っていた。

 ポートレート撮影ではパースを効かせて脚を長く見せることや、ダイナミックな構で撮ってみたりしていた。もちろん、顔はフレームの端配置してはいけないなど注意はあるが楽しい撮影である。動画では狭い室内等で活躍させていた。建物についてもパースを効かせて大きさを強調したり、広さを強調するのに役立ったことがあった。

扱いにくいが用途は色々あるようだ。。。

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 今回は稼働率の低い焦点距離について述べてみた。
 →主に私が持っているHektor 135mm F4.5とFE 14mm F1.4 GMについてだが、、、
 振り返ってみると意外と使っていたりはするが、やはり使いにくいという印象は拭えない。別に悪いわけではない。これを使って撮りたいものがぱっと出てこないだけである。なのでこれからも手元には残すであろう焦点距離である。

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P.S.
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お読みいただきありがとうございます。
一旦焦点距離シリーズはここで終わろうかと思います。
もうネタ切れです笑
 他に書くとしたら、苦手な28mmと使ったことない75mmでしょうか?ちょっと考えないと文章が思いつかなさそう、もしくは思いつかないラインナップとなりそうです。 

次は何を書こうか、少し練りたいと思います。


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