なぜフリーライターになりたいのかを分析する。今の仕事じゃダメなのかを考える。
こんにちは、多中です。
先日に書いた通り、転職したいと考えています。
新社会人になったばかりでこう書くと、早すぎるのではとか、ただ社会人から逃げたいという甘えなのでは無いか、等の疑問は当然の如く発生します。
そういったことに対して、自分なりにハッキリと回答することを今回の記事の目的とします。
目次
1、僕の夢というか優先目標
2、現状の不満点
3、フリーか、所属か
4、まとめ
1、僕の夢というか優先目標
初めに言いますと、僕の最終目標は定まっていません。
ですが、僕が中学3年生の時代に、働きたくないけどやるとしたら小説家になりたい、と考えたことがあり、そのあたりからまじめに本を読み出したという経緯があります。
その頃から小説を書こう書こうとして、気持ちだけ先行して全然書いていない人生を送ってきました。ですが、やはり小説を書きたい気持ちは、萎えることなく膨らむばかりなのです。
だから僕の、身の周りの多くに優先される目標というのは、小説を書いて生きることです。
中学生の決意をした頃から、なるべく僅かな人しか経験したことのないようなことに挑戦するようにしてきました。もちろん振り返ってみればありきたりな挑戦が多いのですが、気になったら計画して、可能なら挑戦!という精神は今に至るまで小説を書く材料にとどまることなく、人生としての大きな財産を僕にもたらしました。フランス留学もその一つです。
2、現状の不満点
現在、僕は経理事務やちょっとしたシステム管理などをすることになっており、今はその研修期間です。
職種自体は、就活時に考えた通りのものなので、希望通りの就活ができたと言えます。
希望通りとは言っても就活時には、小説は趣味でのほほんとやれればいいや、とにかく営業以外で、ITとか事務職なんて、黙々とこなす作業好きだし向いてるやろ〜、くらいにしか考えておりませんでした。(プログラマーや簿記資格者に怒られてしまえ笑
しかし、僕の考えが甘かったのは、「副業禁止」を確認しなかったところです。就活当時ライターをやりたくなるなど考えもしなかったのですが、いざ働きだして、保険料とか年金とかを調べてみたら、ちょっとお金厳しいなあって思い出しまして、小遣い稼ぎのサイトを調べました。するとサグーワークスやクラウドワークスと言った副業サイトを目にすることに。やってみたいなあ、と思っていた数日後、研修内容が社内規則にまで話が及ぶと、上司から「うちは副業禁止ということになってます。そこら辺嫌ならやめていただくことになりますが......」というような断りが。
僕のテンションは最低まで落ち込みました。
会社にやりたいと思うことを制限されている、という状況だと思うと、なんだかイライラしている自分がいることに気がついたのでした。
この瞬間、まだ僕は副業ライターについて興味あるけど、小遣い稼ぎ程度かな。と思っていました。
そもそもライターで稼げると思っているなら、就活時にそれを目標にしているのです。そうではないという思い込みが僕をライターはやめとこ......と思わせていました。
では今更になってなぜ、ライター志望なのか、といえば、これは率直に正社員としての給料の低さです。社会人になるまでサラリーマンって、8時間拘束を週五でやってるし、アルバイトとかよりよっぽど生活を安定させられるんだろうな、という思い込みがありました(公務員はその一回り上の安定感というイメージ)。
ちょっとつまんないけど、慣れたらやりがいを感じるかもしれない仕事をする。それに自分の時間を費やすことで少なからず生活が安泰になるのかなあみたいな、神話を持っていました。それに対して副業やフリーライターの稼げる額っていうのは雀の涙だと。
その神話を疑うようになりました。単純に月に20日、1日8時間労働なので、一月160時間働いて初年度基本給20万前後。時給換算で¥1250。
あれ、こんなものか、と思いました。
もちろん社会保険料とか雇用保険料が企業に勤めることで負担が減るのはわかります。
ですが学生時代は時給1300円以上のバイトをしてた時期もあるのでなんだかパッとしない数字です。実際はここにボーナスや昇給(職種によってはインセンティブが入ってくるけど事務職は無関係)が入ってくるので、それらを12ヶ月で割れば、時給はもっと大きくなりますが、格段に変わるということも僕の条件では無さそうなので、放っておきます。
この数字だけ見ると、フリーランスやライターのアルバイトをして、その額よりちょっと低いくらいは稼げ、仕事の伸び如何で並べるくらいは出来そうじゃないですか? 好きなことで、好きじゃないことをやってるのと同等の生活ができるのだったら、僕は好きな方を苦労してでも選びます。
自分の能力がどれほど通用するかは分からないので、社会人よりめっちゃ稼げる〜みたいな誘い文句は乗らない方がいいなとは思いますが、好きなことに挑戦したいのです。
3、フリーか所属か
前項で新社会人の基本給を時給換算すると1250円ぽっちと出ました。次は一方で、ライターとしてはどれほどの時給単価になるのかを考えます。そもそも時給で計れない部分があるので文字単価で見ましょう。
webライターの求人を見て、一字あたりの単価が0、5円〜0、8円というのが駆け出しに提案される額で、よく見かけるものでした。0、5円の単価で、月20万稼ぐためには、月40万字書く必要があると、単純計算でわかりますね。ですが、これは厳しいと思います。20日労働で1日二万字ずつコンスタントに書き続けるのは無謀でしょう。
そこで、時間労働を最初は取り入れざるを得ません。アルバイト(場所によっては正社員)としてライター業を始める選択を僕は取るでしょう。
ライターとして実績を積めることと、仕事が安定して振られるので、安定して書き続けられるというところが魅力です。ただ競争率が激しいので、枠は狭いでしょう。
例えば最低賃金の時給を900円と仮定して計算すると月160時間で、¥144,000です。もしかしたら残業が発生するかも知れません。残業がなくとも僕個人としては追加でwebライターとして副業をする予定なので、0、5円単価計算ですと残り5、6万円稼ぐのに11万字ちょっとかかるわけです。これは毎日4000字弱書けば良い計算なので、8時間労働後でもいける気がします。というか小説程度のレベルなら労働後にもそれくらい毎日かけるので、案件のレベル次第、自分の技量次第ではありますが、到達できない程ではないのでは? と楽観視しています(甘えがありますね)。
実際は調査が必要なので毎日そこまで書けないかもしれません。ですが月14、4万円プラス2、8万円(20万到達のための5、6万円の半分)であっても17万確保できる計算です。
正社員の新社会人が払う保険料は給与の2割だという一般の感覚(手取りは給与の8割)を基に、一部を企業と折半していることから、保険料を全額払うとなると、給与の2割の保険料のさらに1、5倍〜1、8倍保険料を払うと仮定すると(ガバガバ計算、17万*0、2=3、4万, 3、4万*1、8=6、1万円)、17万のうち6、1万円が保険料となり、手取り10、9万円となります。 貯金しなければギリギリいけるラインだと僕の現状では思います。
そしてここで、大きく正社員と異なるのは、日中8時間の使い方です。
事務職として、ステップアップする気のない仕事をダラダラこなす、のに対して、8時間ライターとして成績と技術がつき、この無限非貯金地獄を数ヶ月耐え忍べば、場所によっては昇給、無ければ副業の単価や案件報酬が上がるように準備ができると思います。勉強は好きです(こればかりは人それぞれ、運とかもあるでしょう。ですが僕は僕の力を信じています。非論理的で御免なさい)。
4、まとめ
まあ、以上を簡単に言うと、ライター目指して会社辞めても稼ぎギリギリ繋げそうだし、後悔ないし、ひもじい下積みでも能力アップしたるぜ!ってことですね。
1日に8時間文章を書く(業務をこなす)+4000字書き上げる、なんて鬼スケジュールですが笑笑
ライター業を通じて、知らないこと勉強できる機会を広げられれば幸いですし、それを小説に活かせれば言うことなしです。なぜ僕は就活時代に気づかなかったんだ!!!!
まあ、現状の事務職もまだ始めたばかりで知らないことがたくさんで楽しそうには違いないんですけどね!知識の宝庫なので!!学校でやらなかった金勘定を肌で学べますよ。
経理やシステム管理の経験、会社の金の動きを勉強して、半年〜一年は、この計画をさらに準備していこうかと思います。本当は副業しながら徐々に副業の給与を上げて行って、楽にライター転身したかったんですが、なかなかそうはいかないですねえ。
実際にライターで苦労している方で僕の想定は甘々だ!もっと単価低いわ!とか月に案件取れない!という方、親切な方がいらしたら、アドバイス下さい。
また、保険料や確定申告などの、税金についても精査しなくてはとおもいました。計画を詰めますね。バイバイ
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