決勝戦シーンがマジ興奮の『ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男』

実在するテニスプレイヤー、
ビヨン・ボルグとジョン・マッケンローの対決を描いた話。
親世代では知らない人がいないほどの有名人らしいけど、
スポーツにまったく興味のない自分は全然知らなかった(笑)
(とはいえ、小さい頃に親がビデオとかで見せたことあるらしいけど)

前半は2人の生活やこれまでの経緯などが淡々と映し出されるので、
ちょっと退屈なのだけれど、
後半のウィンブルドンの決勝戦のシーンはヤバイ。
普段テニスを見ない俺でもすっごい興奮した。

とにかく接戦すぎるんだわ。
点の取り合い。
特にタイブレークして7点先取すれば勝ちっていう状況で、
18-16まで引っ張るからね。
もうさ、体力も気力も限界じゃね?って。
でもそれを踏まえても、最後にボルグは勝利をつかむ。
尋常じゃねぇ。。。

そしてその翌年に、
今度はマッケンローがボルグを倒してウィンブルドンを制覇し、
それと同時にボルグは引退を表明したと。
26歳。
若いな。。。

ただ、この映画、邦題がちょっと納得いかない。
「氷の男と炎の男」って副題ついてて、
確かにボルグはいつでも冷静な様子から氷の男となったみたいだけど、
実際かれも小さい頃はキレやすく、
大人になっても内に秘めた熱い闘志はあったし、
マッケンローだって作品内では「悪童」と言われていたので、
ちょっとこれは違うかなって思った。
むしろのこの副題だけだと『テニプリ』感ある。
(個人的には必殺技とかが出るそっちの方が好きだけどw)

映画の最後に当時の写真が映るんだけど、
ボルグ役を演じたスヴェリル・グドナソンが
本人そっくり(笑)

テニスを特に知らなくても楽しめる映画だったのはよかったし、
当時のこの2人を知る人ならなおさら楽しめると思う。

そしてびっくりだったのが、
ジョン・マッケンローの元奥さんがテータム・オニールっていう女優で、
まあ一流スポーツ選手と女優のカップルは別に驚くことじゃないけど、
この女優、どっか聞いた名前だと思ったら、
昨年「午前十時の映画祭8」でやってた
『ペーパー・ムーン』っていう映画の主人公の子役かと。

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