光も闇もないスター・ウォーズ、それが『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』

行ってきました、前夜祭!!
愛は行動に表れるね。
映画でいうと、見に行く早さと回数。
日本最速上映を見て、
今後、あとIMAXと4DXで見る予定だから、
このシリーズが好きって言っても、
「うそつけ!」とは言われないだろう。

さて、今回のスター・ウォーズは、
光と闇の対立から離れた、これまでと違った話。
あのハン・ソロの若き日を描いている。

2016年に公開した『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』
と同じく、スピンオフという位置づけだけれど、
その『ローグ・ワン』以上に、本編とのつながりは薄い。
なので、本当によくも悪くもスピンオフって感じがする。

とはいっても、スター・ウォーズで屈指の人気を誇るハン・ソロである。
彼の名前の由来や相棒チューバッカとの出会いをはじめ、
他の作品に出てきたアイテムやセリフの発端がわかるなど、
ファンにとってはうれしいシーンが散りばめられていた。
本編との関連性がないとはいえ、
きちんと他のエピソードとのつながりを示していたのは、
とてもよかったなと思う。

さらに、僕自身はハロウィンなどで、
とあるキャラクターのコスプレをするのだけれど、
久しぶりにそのキャラクターをスクリーンで見ることもできて、
個人的にはそこがかなりの推しポイントだった。
まあ、ハロウィンに限らず、エピソード7と8のときもその格好で行って、
バッチリテレビやらウェブ媒体やらに載ったりしてるのだけど(笑)
(そこ、いい歳して何やってんだか、とか言わない)

しかし、『スター・ウォーズ』と言えば、
ジェダイとシスがいて、
ライトセーバーでバチバチやるってのがお決まりで、
そういうのが大好きだった身からすると、
いくらハン・ソロがジェダイとは何の関係もないとはいえ、
ちょっと物足りなさを感じたのも事実。

今回の作品は海外では不評のようだけれど、
よくも悪くも従来のスター・ウォーズらしさがなかったのが、
その要因なのかなとも思う。

ハン・ソロの、いいやつなのに悪風っていう、
アウトローなところは相変わらずかっこいいし、
エピソード4~6のハリソン・フォードが演じたときは、
けっこう大人っぽい感じがしたものの、
今回のオールデン・エアエンライクを見ていると、
ハン・ソロの若い頃って本当にこんな感じなんだろうなっていうのが、
自然に腑に落ちるぐらいには、いい演技だったと感じる。

あとは、ちょっと時系列がわかりづらい上に、
いくつか謎ポイントを残していたので、
そこらへんどこで回収されるのかすごく気になる。

いずれにせよ、過去シリーズを見たことがある人は、
見ておいて損はないと思う。
エピソード9以降も、スター・ウォーズは作られ続けるみたいだし。

ちなみに、今回ドライデン役を演じたのが、
つい先日まで絶賛公開中だった
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で
ヴィジョン役を演じたポール・ベタニー。
最近、アベンジャーズの面々を他の映画でよく見るので、
ファンとしてはうれしい限りです。

あ、映画とは関係ないけれど、
今回の前夜祭は六本木TOHOシネマズで見てきました。
身動き取りづらいほどファンで溢れかえっていたけれど、
今回はジェダイと関わりがないからか、
ライトセーバーを持っている人がエピソード7や8のときと比べると、
極端に少なかった(笑)

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