見出し画像

人生の一コマ 第8話

前回の記事の続きです。

昨夜、私に起きた事を朝の身支度をしながら思い出そうとしてみた。

     ハッキリと覚えている!!

夢なら記憶が薄れて行くこともある。

これは事実 だと思う事にした。

現代なら書物になっているような内容だが、

あの当時はまだなかった。

パソコンもまだ無い時代だ。ググルと言う手段もない。

私は誰にも話す事なく3人の子供達の幸せだけを願い過ごしていた。

この頃になると、夫の両親の怒りは最高潮になっていた。

      (何に怒っているのかは、話すと  とても長くなるので省略します。)

私はこの重苦しい空気を改善する方法がないか考える様になった。

考え出したのが「お百度参り」だ。

子供の頃、テレビの時代劇で困った時に神仏に助けを求める方法として見た。

たしか、深夜に裸足で誰にも見られない様にやり遂げていた様に覚えている。

子供を連れて行く訳には行かない。

夫に全て話してみた。

夫は唖然とした顔をしていた。

それも当然のリアクションだ。

しかし、私の決意は変わらない。

話し合いの結果、上の子二人が寝ている間なら大丈夫となった。

3人目の子はまだ母乳を飲んでいたので

泣き出されたら手に負えないと言われたので

連れて行く事にした。

お百度参りの準備として。

100回数え間違わない様に50本の紐を束ねる。

お世話になる神社さんにも出会えた。

自転車で30分程の所に夜中でも明るい神社さんがあった。

ここにお世話になろうと決めた。

後は、子供達の落ち着いている日で、雨の降る気配のない日を

見極めるだけだ。











この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?