見出し画像

小寒・大寒の庭仕事

年明けからパタパタと日がすぎ、暦は5日に小寒を経ました。先日17日には土用入りし、今、土の中の季節は冬から春へと変わりつつあります。そして明後日20日は大寒という最も寒い時期を迎えます。この寒い時期はあまり庭仕事はないだろう・・・と思いきや、大仕事が多く割と忙しい時期なのです!

真冬の庭仕事・・・

○つるバラの剪定と誘引
バラの中でも特につるバラは、枝が柔らかい1月中に剪定と誘引済ますとよいらしいです。それにしても、つるバラ初心者にとっては、なんともややこしい剪定と誘引。私は、バラの愛好家(ロザリアンっていうの?)ではありませんが、それでもバラは印象的でパワーのある花で、どんな系統の庭でも取り入れれればいいなぁと思う植物です。つるバラと仲良くなるべく、様々な本やネットとにらめっこしながらこの冬も頑張っています。にらめっこした結果、私が結論付けた剪定のポイントは、
まずは、枯れ枝を切る
→小輪系なら細い枝にも花がつくので残しておき、枝先は2芽残して切る。大輪系なら細い枝は根本で切ってしまい、残した太い枝は枝先10cmくらいを切る。
→色んな仕立方(オベリスク、フェンスなど)があるけど、いい感じの枝をとにかくなるべく水平〜45度くらいに枝を寝かして誘引
→枝が余ったら根元からばっさり切ってしまう

この方法でどのように成長していくか、一年見守っていきたいと思います!残った葉をどうするか、などの問題もありますが、いつか落ちるかな、と思って私は放置してます^^;

○木立(ブッシュ)系バラの剪定
つるバラに続き、木立バラの剪定です。こちらは誘引の必要はないので、2月上旬を目処に。つるバラを優先させて作業を進めています。剪定のポイントは、
・か弱い(割り箸より細い)枝を切る
・外芽(株の中心ではなく外側に向かって出ている芽)の2cm上で切る

つるバラよりは、ややシンプルに剪定できると思います。ミニバラも似たような感じで、か弱い枝を切り、切り詰めていきます。

○落葉樹の植え付け・植え替え
休眠中の落葉樹の植え付け・植え替えが可能です。植え付け場所を決めたら、一週間前に土作りを始めます。根鉢の2〜3倍の幅・深さを耕し大きな石をとりのぞきます。植える植物やその場所土質に合わせて土壌改良をします。特に土質を気にしないものの場合、極端に水はけや保水性に問題のない場合は、元の土に対して半量くらいの腐葉土、腐葉土の更に半分くらいの堆肥をざっくり入れています(自己流の適当な方法)。一週間土を寝かせたら、木の向きや傾きを決めて植え付けます。植え付けたら、水をたっぷりあげます。

○真冬の水やり
真冬の水やりは控えめに。乾燥したらお昼の温かい時間にあげます。寒波が来ると、しおれてしまいますが、そこで水をあげても凍って余計にダメージを与えてしまうのであげません。なるべく温かい(最低気温が0℃より高い)日を選ぶことを心がけています。

意外に多い、冬の庭仕事。温かい日・時間帯を選べば爽やかに作業できます!日焼けの心配もないし笑

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?