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秋分と寒露の庭仕事②

引き続き、ガーデニングハイシーズンの庭仕事、ずばり、''球根の植え付け'' です。

サフラン、秋咲きのクロッカスなどは夏に植えつけるのですが、早春に咲くスノードロップ、ムスカリ、春に咲くチューリップ、アリウムなどは秋に植え付けます。適期は10月から11月です。

球根の植物は多年草とはまた違った魅力に溢れて言います。さみしい冬の庭の土からニョキッと出てくる様子はまさに春の歓びで生命力を感じます。!!

春に思いを馳せながら、球根を植える作業は3STEPです。

①球根の購入と計画
ガーデンショップでは、球根は9月くらいから入荷し始めます。大体のプランを考えながら気に入ったものがあれば購入しましょう。ざっくり、ムスカリ、原種系チューリップは植えっぱなしでよく、原種以外のチューリップやアリウムなどは一年限りと考えるか、掘り起こしなどが必要になります。
また、チューリップなどを単体で植えるのもよいですが、早咲きのものならクリスマスローズと合わせたり、ビオラなどの草花や多年草との組み合わせを考えながら植えるのも、結構難しいですが楽しいです。

②植える場所の耕しと土作り
植える場所を決めて、その場所を掘り起こします。大体20cmくらい掘り、腐葉土やバーク堆肥をすきこみ埋めもどします。すぐに植え付けても問題ないですが、10日ほどねかせて土をなじませます。
アリウムはアルカリ性のを土を好むため、苦土石灰なども混ぜます。

③球根植え付け
球根を植え付けます。結構まとめて植えた方が、見栄えは良く、大体30cm×20cmの場所に7~8個入れます。植えたら水やりをします。その後も土が乾かないように水の管理は気を付けましょう!

この時期に、①~③の全てを済ませても勿論いいですが、私は今年は土用の期間を利用して作業を進めてみようと思っています。土用とは、日本古来の暦上、土の気が入れ替わる期間で土をさわらないほうが良いと言われています。ですので、土用に入る前に、②までをできるだけ済ませて、ちょうど土用の期間に二週間ほど土をねかせ、土用明けの立冬から③の球根植え込みをしてみようと思います‼️
(2020年土用期間、10/20~11/6)

 

古来の暦に合わせて、ゆっくり季節を感じながら作業をするのも良いのでは、、、。
 

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