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㉟夢を見るのは楽しいが、掴みにいくと結構キツい〜音源づくり

あきらめ切れずに、最後の悪あがき。シンガー・ソングライターのプロを目指し、60代から通いはじめたボーカルスクール。その顛末やいかに。


サウンドエンジニアとの相性

10月のギルティライブを経て、ライブの重要性は認識したものの、やはりキチンと音源を制作して配信したいな、と思うようになりました。そこで、課題になってくるが、編曲(アレンジ)・ミキシングといった専門性の高い分野です。

アレンジに関してはDTMとの出会いで自分の頭の中で鳴ってる音を、だいぶカタチにできるようになってきたので、どうも別の人に頼むことに気持ちが向きません。

ですが、ミキシングに関しては、かなりお手上げな感じです。絶対だれかにお願いしたい!でも、誰に頼んで良いのかも分からない状態が続いていました。

そんな中、2023年も11月になって、お寺でスタジオを構えるサウンドエンジニアさんとの出会いがあり、自分の思いの丈(紅白出るぞ含め)をメールしたところ、一緒にやりましょうのお返事をいただき、ヤッホーと気分が上がります。

費用も日当ベースでそんなに高くないお値段。そこで、まずは1曲を決めて、録音からミキシングまでをお願いすることにしました。ここから道が開けるかも!と小躍りしながら考えた結果、選んだ曲は「2センチ」です。

エレキギターとアコギの両方をスタジオに持ち込みオケを完成させ、その後ボーカル録り。そのままの流れでミキシングから完成、というプランをたて2023年12月15日スタジオを訪問しました。

録音が終わってしまえば、自分はヒマなのですが、ソファに座って作業を見ながら、時々状況を聞くような感じです。

今回、基本的にはエンジニアさんにお任せしようと決めていたので、いくつかピッチを補正をお願いしした程度だったのですが、一つ気になったのが、ギターの音色です。なんか、ノイズ感が強くないですか?と突っ込むものの、少し話してその場では納得しました。

でも、これがズレの始まりでした。

結論から言うと、僕がこのスタジオのミキシングに納得できず、袂を分かつことになりました。

帰りの道中のクルマのオーディオや、いつものスマホで聞いても、どうも違う。少し考えましたが、やはりちゃんと要望を伝えようと長いメールを書きましたが、折り合いが付かずで、別のエンジニアさんを紹介してもらうのと、録音の元データをもらうということで、本件は落着です。

慌てて別プランに変更

いや〜、良い勉強になった。でも、どうしよう!2024年頭の配信計画が完全に崩れました。3曲連続でリリースを目論んでいいましたが、それを推進するチームが、そもそも組めなかったわけです。

本当にこまりました。
考えに考えた結果、曲も変えて、録音する。ミキシングも自分でやる、です。でもやはりサポートは必要です。
そこで、ボーカルスクールの仕組みを最大限活かすことにします。

年2回の特典「60分録音スタジオ無料」が1回残っていたので、それを活用します。ミキシングに関しては、録音&ミキシング講座担当先生の個人レッスンを受けることで、ヒントを掴むこととします。

思い立って慌てて予約を取ったら、2023年12月28日に録音、2024年1月5日にミキシングの個人レッスンがとれました。これでなんとか先に進めるかもと、少し期待が高まります。

録音には担任のI先生が立ち会ってくれるので、録音しながら,アドバイスをもらえるのですが、その1日前にもI先生の個人レッスンを受けて、にわか仕立てながら、準備を重ねます。

何とか無事にボーカル録りをしましたが、正直歌い込みが足りなくて,今ひとつです。その素材を持って、ミキシング講座を受けて一応の完成形はつくるものの、どうにも納得できず、自宅でボーカル録りを再挑戦することにします。

でも最終的に自宅での録り直しは、不採用にしました。ゼンゼン、ダメでした。聞き比べるとスタジオで録ったほうが、まだいい。ヘッドフォンで聴くと、自宅録音の音源もいけるのですが、スピーカーで聴くとなんだかダメなんです。

ここでやっとハラをくくって、スタジオ録音の音源で行くことにしました。しかし、まあ、ミックスってホント難しい。声の周波数と、オケの各楽器の周波数を確認するなど、いままでやったこともない、細かい作業を積み重ね、なんとか、現状でのベストだろうの状態に持って行けたのが、2024年1月10日です。

それをなんとか1月11日にtunecoreで配信登録をしました。実際のリリースは2024年1月29日です!なぜ、その日かというと、占いで一番良い日だったからです。

曲名は「前のめり」です。是非、聞いてください!

ミニミニスタジオ完成

しかし、ミキシング難しいです。ヘッドフォンだけで作業していると、ダメなのも分かりました。でも、パソコンのスピーカーだとさすがに音が悪い。そこで、家の物置部屋で30年以上眠っていたスピーカーを引っ張りだし、Amazonで5000円ぐらいのアンプを買って,ホントにささやかなシステムを構築しました。

名付けて「Marlon Studio」

ベッドサイドの極小スペースが「Marlon Studio」です

コレでしばらく、頑張るぞ!

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