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苦手を克服した経験を思い出してみる

今朝Voicyでマグさんの発信を聞いていて、
「自分の得意や好きを仕事にしたいのに、その得意や好きがわからない人は過去に自分が苦手だったけど克服したことのある経験を思い出してみて。その経験はだれかのタメになるかもしれない。」という部分がしっくりきたのでまず自分の過去を振り返ってみる。

①小・中学生時代、女の子と話すことがとても苦手だった。

まずピンときたことが、中学生2年生まで女の子とうまく話せなかったぼくがわりと話せるようになった過去。

ぼくは幼少期からとにかく「優しい子」と親からも周りの友だちからもずっと言われつづけてきた。でも今振り返ってみるとその「優しさ」は極度の「傷つけられたくない」という自己防衛的な側面と過剰な自意識によって作られた、ただただ自分を守るための手段だった。他人の目ばかりを意識し、周りからどう思われるかだけを考えていた。

そして思春期を迎えたぼくは特に異性に対し異常なまでに「よく見られたい」と意識するようになった。その過剰な自意識から、女の子の目をまともに見ることすらできないいわゆる“コミュ障”になったのだ。

だが転機は訪れるもので、中学2年生のときに好きな女の子ができた。しかもその女の子はひとつ年上の名前も知らない女の子だった。

この感覚が理解できるかどうかわからないけど、学生時代の先輩なんてものは恐怖の対象か、あるいはお近づきになるのもおこがましいほどの雲の上の存在だ。

コミュ障の童貞がこともあろうに神の領域に手を出そうとしていたのだ。

※どうでもいい補足だがぼくには2コ上の姉がいて、その周りの女の子とは顔馴染みだったこともあり普通に話せた。そしてそれを友だちはみんな羨ましがっていた。

その後いろいろあり、意中の先輩とお付き合い(中学生なので付き合うと言っても帰り道にお話したりちょっとキッスしたりする程度)することになったぼくは"神の領域に達した気持ち"だったのか、ただ単に少し気が大きくなったのか、こう考えるようになった。

「ぼくはきっとこの人と結婚する。そういう運命なんだろう。こんなにはやく伴侶を見つけてしまったぼくはラッキーだ。幸せ者だ。彼女以外の女の子なんてどうでもいい。アウトオブ眼中だ。どう思われたっていい。」

中二病まっさかりのぼくのこのマインドチェンジが功を奏し、彼女以外の女の子とも普通に話せるようになり、しかも以前よりも少し明るくなれた。

その頃から周りからも「キミはなんか変わったね。すごく良くなったよ。」と言ってもらえるようになった。

途中ぼくの黒歴史を晒しながらのエピソードになってしまったけど、大事なポイントはこれ。
「周りからの評価なんて気にする必要ない。むしろそんなことを気にしても逆効果になる。」
というマインドセットだ。

これは今でも教訓になっていて、例えば会社での上司に対する立ち振る舞いや様々な場面での対話にも活きている。

混乱するといけないので一応補足すると、周りからの評価を気にしないというのと自分勝手にワガママに振る舞うのとは少し違う。最低限のマナーは心得ておくべきだ。ただ他人の評価ばかりを気にして内向的に自分の殻に閉じこもっていてもいい循環は生まれない ということ。

②どうしても自信がもてなかった自分を少し克服した話

まず結論から伝えよう。
筋トレだ。すべては筋トレが解決する。
ぼくの友人の「筋トレは1番わかりやすい自己啓発だよね。」という名言も添えておく。

もちろんこのままだと雑誌の最後のページにあるあの広告のようになってしまうので、ぼくの過去のエピソードもしっかり書きます。すみません。

忘れもしない、ぼくが20歳のとき。
成人式を翌年に控えたある夏の日に、ひとりの女の子に恋をした。

そう、ぼくのターニングポイントにはいつも女の子がいる。なんて軟派なヤローだ。そう思われても仕方がない。若い頃のぼくのエネルギー源は女の子だったのだ。仕方がなかったのだ。

その恋愛と、当時消防士を目指していた時期だったことも相まって2年間毎日筋トレとランニングを欠かさずやった。未だにあの頃の努力は超えられない、というくらい努力を継続した。

継続する意思とモチベーションの持続が難関なのだと世界は言うが、あの頃のぼくにはそんなの知らない。だって彼女がいたもの。というていたらくだった。

理由やキッカケはどうあれ、なにかひとつのことを継続する経験や、努力し結果を出すという成功体験もその後の人生にものすごくいい影響を与える。

そしてここからが最も大切。

そう、筋肉だ。筋トレだ。

元々線の細かったぼくは小中高と野球をしていたにも関わらず、ただの "痩せの大食い" だった。
体質もあったのだろうが、高校時代など部活で筋トレをし、夜にご飯を丼で2杯〜3杯食べても全く肉がつかなかった。

ヒョロガリというものは精神的に不安定になりやすいのか、それともぼくの元々の気質なのかはわからないが、たとえばヤンキーがとても怖かった。もうそれはそれは恐ろしかった。地元はたくさんヤンキーがいる地域だったのでいつ呼び止められ、お金を取られたり殴られたりしてもおかしくない異常な日常で「カラダが強くない」というものは圧倒的なディスアドバンテージだった。

そんな痩せ型のぼくも20歳を越えると男性ホルモンの量が増え、徹底的に筋トレを続ける(ちなみにジムには行かず、自宅で腕立て・腹背筋・ランニング・懸垂のみしていた)うちに誰の目にも明らかな変化を得た。

※当時SNSなんてものをしていなかったのと、写真を撮る習慣がなかったので画像をお見せできないのが残念ですが、実家に帰ったときに探してみようと思います。あったら載せます。


異常な日常で効果が実感しやすかったこともあるとは思うが、気がつくとなかなかのボディを手に入れていたぼくは無駄に他人におどおどすることもなくなり、自分に自信を持てるようになり、全てのことに余裕を持って対応できるようになった。

副作用として、当時勤めていた会社の業務に関しても「自分がやりたいことやるんだから、やらなきゃいけないことも全力でやろう。」というマインドに切り替わり、その通り行動し会社での評価も良くなった。

筋トレは約1ヶ月もあれば効果を実感しやすい。効果が出ればモチベーションも落ちにくくなり継続しやすくなる。

おわかりいただけただろうか…。
いいことづくめなのである…。

しかも筋トレに関してはもはやほぼ "続ける" だけなので非常にシンプルでわかりやすい。

途中で「なんのために続けてるんだろう?」という疑問も頭をよぎったりするが、そんな自問は無視でいい。いいから続ける。これでいい。

ちなみに今のワタシはミルも無惨なマシュマロボディに変わり果てている。今日もがんばります。すいませんでした。

というわけでマグさんのVoicyから学んだことのアウトプットでしたが、ほぼ便所の落書きになりました。失礼いたしました。

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