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【俳句】春の雲〜碧 萃生

モネ見ればモネの筆あと春の雲

昨日は、中之島美術館で開催中の「モネ 連作の情景」展に行ってきた。
開館時間に合わせて行ったが、既に長い行列。
今日あたりはもっと混雑しているのだろう。
モネの絵が、テーマごとに並べられ、特に最後の睡蓮の部屋が圧巻。

混んでいるので、サラダバーみたいに横に移動していかなくてはならないのは少し残念。
それでも、うまく位置どりすれば、正面からしっかり鑑賞できる。
最後の方には、写真撮影オッケーの絵もある。
みんな、鑑賞よりも撮影に忙しい。

見ていると、後ろのおばちゃん、
「上手いなー」
さすが大阪のおばちゃん、上から目線。
でも、僕たち素人の、それが素直な感想だ。
印象派がどうのとか、光がどうのとか、そんなことの前に、先ずは素直に、
「モネは上手いなー」
それって、案外、とても大切なことではないのか。
そう思ってまわりを見回すと、僕も含めてみんな神妙な顔つきで絵を見つめている。
もちろん、そうして専門的に見る人もいるだろうけど、ほとんどの人は僕と同じように、モネさん知ってるよ、あの印象派の人ですよね、くらいの人たちではないだろうか。
そうであるなら、難しい顔でわかったふりして見るよりも、「上手いなー」と楽しんで鑑賞したい。
そう思った僕は、怪しまれない程度の笑顔で鑑賞するようにした。

グッズ売り場も盛況で、クッキー缶がよく売れていました。
スヌーピーもモネ
見終わった後は、レストランでランチ。テラス席が気持ちよかったです。食べかけの写真でごめんなさい。

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